年6回ありますが、全部が同じ試験ではありません。
オンラインと会場で試験時間が20分違い、会場で受けられる回はさらに限られます。日程を見る前に、そこを決めてください。
「G検定っていつあるんだろう」と調べて、日程表だけ見て閉じようとしていませんか。その表には、見落とすと選択肢が減るポイントが2つあります。
先に結論です。G検定は年6回ありますが、会場で受けられるのはそのうち3回だけ。そしてオンラインと会場では、同じ問題数なのに試験時間が20分違います。日程を選ぶ前に、どちらで受けるかを決めるほうが先です。
こんにちは、ごんちゃんです。公式が出している日程と条件を整理して、どこで迷いやすいかまで書きます。
先に断っておくと、私はG検定を受験していません。書くのは公式に出ている条件の整理と、AIを実務で使っている側から見た感想だけです。
2026年の日程は、こうなっています
| 回 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 第1回 | 1月10日(土) | なし |
| 第2回 | 3月6日(金)・7日(土) | 3月6日(金)〜8日(日) |
| 第3回 | 5月9日(土) | 5月8日(金)〜10日(日) |
| 第4回 | 7月3日(金)・4日(土) | なし |
| 第5回 | 9月5日(土) | 9月4日(金)〜6日(日) |
| 第6回 | 11月6日(金)・7日(土) | なし |
出典:日本ディープラーニング協会 公式サイト(2026年8月時点)。最新の日程は必ず公式でご確認ください。
表を縦に見ると気づくと思いますが、会場試験が載っているのは第2回・第3回・第5回の3回だけです。第6回には会場の欄がありません。つまり2026年に会場で受けるなら、9月の第5回が最後ということになります。
オンライン試験の申込期間は、第5回が8月28日(金)まで、第6回が9月11日(金)〜10月29日(木)です。試験日の1週間ほど前で締まるので、「試験日まで日があるから、まだ申し込める」と思っていると間に合いません。一方で会場試験は受験日の3日前まで受け付けています。ここはオンラインより遅くまで動けます。
同じ145問なのに、試験時間が20分違います
ここが日程表よりも大事な点かもしれません。オンラインと会場では、出題数は同じなのに持ち時間が違います。
| オンライン | 会場 | |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度 | 145問程度 |
| 1問あたり | 約41秒 | 約50秒 |
| 形式 | 多肢選択式 | 多肢選択式 |
出典:日本ディープラーニング協会 公式サイト。「1問あたり」は試験時間と出題数から計算した目安です。
1問あたり約41秒。これは、じっくり考える試験ではありません。知っているか知らないかで即答していく試験だと考えたほうが実態に近いです。会場なら約50秒なので、1問あたり9秒の余裕が生まれます。145問なら合計で20分ぶん。迷いやすい人ほど、この差は効いてきます。
自宅のほうが気楽そうに見えますが、時間は会場のほうが長いんです。ここは好みだけで決めないほうがいいところだと思います。
申し込みは「買う」と「予約する」の2段階です
ここでつまずく人が多いところです。オンライン試験の申し込みは、1回の操作では終わりません。
クレジットカード決済かコンビニ決済が使えます。
チケットを買っただけでは受験できません。ここが抜けやすいところです。
事前に動作確認と操作マニュアルの確認をしておくよう案内されています。
会場試験のほうはもう少し簡単で、受験者専用サイトから会場と日程を選ぶ形になっています。
受験チケットの使用有効期限は購入から1年間です。「先に買っておいて、準備ができたら受けよう」という買い方はできますが、1年放っておくと使えなくなります。受験料は一般13,200円(税込)・学生5,500円(税込)なので、失効させると小さくない金額です。買うなら、受ける回をだいたい決めてからのほうが安全だと思います。
受験資格は無し。合格者の割合も公表されています
受験資格は「制限なし」と明記されています。学歴も実務経験も、ほかの資格も要りません。学生なら受験料が5,500円になるので、在学中に受けておくのは合理的な選択です。
合格しやすさについては、公式が実績を出しています。2026年の第4回は、9,241名が受験して7,677名が合格しました。割ると約83%です。
出典:日本ディープラーニング協会 公式サイト。割合は公表されている受験者数・合格者数から計算した値です。合格基準そのものは公表されていません。
数字だけ見ると通りやすそうに見えます。ただ合格基準は公表されていないので、「何点取れば受かる」という目標は立てられません。ここは点数を狙うのではなく、出題範囲を抜けなく埋める試験だと考えるほうが現実的です。難易度と勉強量の話はG検定は独学で受かる?難易度と勉強法にまとめてあります。
AIを仕事で使っている側から見た、この試験の位置づけ
私は今、QAエンジニアとして働きながら、AIを使った業務効率化を進めています。その立場から素直に思うことを書きます。
実務でいちばん効くのは、「AIに何ができないか」を言葉にできることです。AIを業務に入れようとすると、たいてい技術ではないところで止まります。「この情報を入れていいのか」「出てきたものをそのまま使っていいのか」「間違っていたとき誰が責任を持つのか」。ここを判断できないと、動くものを作っても運用に乗りません。
G検定の出題範囲には、技術の用語だけでなくこうした前提や制約にあたる部分が含まれています。覚えるのは面倒ですが、実務で聞かれるのはむしろそちらでした。用語は調べれば済みますが、判断の部分は理解していないと使えません。
一般13,200円は、この手の試験としては安いほうではありません。しかも1問あたり約41秒で145問という設計上、「なんとなく聞いたことがある」レベルの知識だと手が止まります。年6回あって受験資格も無いので、いつでも受けられる安心感はあります。ただその安心感で先にチケットだけ買うと、1年の期限が静かに近づいてくるので、私は受ける回を決めてから買うことをおすすめします。
独学が不安なら、講座という選択肢もあります
出題範囲が広く、しかも即答が求められる試験なので、「範囲を絞ってもらう」ことにお金を払う価値はあるタイプだと思います。独学でいけそうかどうかは、まずG検定のテキスト・問題集はどれ?を見て、目次に知らない言葉がどれくらいあるかで判断してみてください。
※日程・受験料は2026年8月時点の公式サイトの記載です。変動する場合があるので、申し込み時は必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。
よくある質問
QG検定は年に何回受けられますか?▼
オンライン試験は年6回です。ただし会場試験は年3回しか設定されていません。2026年でいうと、会場で受けられるのは第2回・第3回・第5回だけで、第6回には会場の設定がありません。会場を希望する場合は、選べる回が半分になると考えてください。
Qオンラインと会場で、試験の内容は違いますか?▼
出題数はどちらも145問程度、形式もどちらも多肢選択式です。違うのは試験時間で、オンラインが100分、会場が120分です。1問あたりに直すと、オンラインが約41秒、会場が約50秒になります。同じ問題数で20分の差があるので、迷いやすい人は会場のほうが余裕を持てます。
Q申し込みはいつまでにすればいいですか?▼
オンライン試験は試験日の1週間ほど前に締め切られます。2026年第5回は8月28日まで、第6回は9月11日から10月29日までです。会場試験は受験日の3日前まで受け付けています。試験日だけ見て「まだ余裕がある」と思っていると間に合わないので、締切のほうを先に押さえてください。
Q受験料はいくらですか。受験資格は必要ですか?▼
一般が13,200円(税込)、学生が5,500円(税込)です。受験資格は制限なしと明記されており、学歴も実務経験も他資格も必要ありません。学生料金がかなり安いので、在学中なら早めに受けておく価値はあります。
Q受験チケットを先に買っておいてもいいですか?▼
買えますが、使用有効期限が購入から1年間である点に注意してください。またチケットを買っただけでは受験できず、受けたい回を別途予約する必要があります。この2段階になっているところが抜けやすいので、買ったらその場で予約まで済ませてしまうのが確実です。
まとめ
G検定は年6回あって受験資格もないので、いつでも受けられる試験に見えます。ただ実際に選ぶとなると、会場で受けられる回は年3回だけで、オンラインは申込が試験日の1週間前に締まり、同じ問題数でも時間が20分違います。
順番としては、まずオンラインか会場かを決める。次にその形式で受けられる回を見る。最後に締切から逆算して勉強期間を決める。この順で考えると迷いません。日程から先に決めると、あとから形式を変えられなくなります。
