資格欄に書こうとして、正式名称が分からず手が止まることがありますよね。
結論からいうと、試験名と実施団体をそろえて書きます。資格は無期限なので取得年月だけで足り、更新テストを受けていなくても書けます。
この記事では、記入例と団体名の書き方、オープンバッジの扱い、職務経歴書での見せ方を紹介します。
書き方自体は簡単です。迷うのは団体名と、バッジの扱いだと思います。
記入例
資格欄に書く形は、取得年月・資格名・団体名の順です。
| 欄 | 書き方 |
|---|---|
| 免許・資格 | 2026年7月 生成AIパスポート 合格(一般社団法人生成AI活用普及協会) |
| 短く書く場合 | 2026年7月 生成AIパスポート 合格 |
団体名まで入れるかどうかは、相手が知っているかで決めます。生成AIパスポートは新しい資格なので、人事が名前を知らない可能性があります。団体名が入っていると、どこが出している資格かが伝わります。
欄が狭くて入らない場合は団体名を省いても構いません。ただし省くなら、面接で聞かれたときに答えられるようにしておいてください。
正式名称は2つあります
ここが迷いやすいところです。資格名と試験名が別にあります。
| 区分 | 表記 |
|---|---|
| 資格名 | 生成AIパスポート |
| 試験名 | 生成AIパスポート試験 |
| 実施団体 | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) |
| 英語表記 | Generative AI Passport(協会の試験案内に記載) |
履歴書の資格欄には資格名のほうを書きます。「生成AIパスポート試験 合格」でも間違いではありませんが、資格欄は資格名で揃えるのが一般的です。
英語の履歴書やオンラインのプロフィールに書く場合は、Generative AI Passportという表記が使えます。協会の試験案内に記載があるので、自分で訳す必要はありません。
更新していなくても書けます
この試験には資格更新テストという制度があるので、受けていないと書けないのか気になるところです。
結論は書けます。協会は「一度取得した資格は無期限でご利用いただけます」と公表していて、更新テストの受講は任意です。受けなかったことで資格が取り消されるという記載もありません。
つまり履歴書に書くときも、取得年月だけで足ります。有効期限を併記する必要はありません。
更新テストの費用と、受けたほうがいい人は生成AIパスポートに有効期限はある?にまとめました。
オープンバッジはどう扱うか
合格すると合格証書とオープンバッジが発行されます。このバッジを履歴書に書くべきか、という疑問が出ます。
資格欄に書くのは資格名のほうです。オープンバッジは合格を証明するデジタル証明書なので、文字で書くものではありません。
向いているのは、リンクとして示せる場所です。
- 職務経歴書:資格の説明に添えて、バッジの確認先を書く
- オンラインのプロフィール:バッジをそのまま掲載できる
- 社内の申請:証明として提出できる
紙の履歴書では使いどころがありませんが、データで送る場合やオンラインのプロフィールでは、第三者が本物か確認できるという強みがあります。紙の証書と違って、受け取った側が検証できる形式です。
何がどこに届くかはAI資格に受かったら何が届く?に並べています。
職務経歴書での見せ方
履歴書の資格欄は1行で終わりますが、職務経歴書では中身を書けます。ここが差がつく部分です。
私は普段、QAエンジニアとして働きながら業務にAIを入れる仕事をしています。その立場から言うと、採用側が見たいのは資格を持っているかどうかではありません。
見られるのは「それで何ができるのか」です。生成AIパスポートの範囲は、生成AIを安全に使うための知識、リスクや著作権の扱い、関連する法制度です。つまり書けるのは「AIを業務に入れるときの判断ができる」という方向になります。
| 書き方 | 伝わり方 |
|---|---|
| 生成AIパスポートを取得 | 知識があることだけ |
| 生成AIパスポート取得。社内で生成AIを使う際の情報の扱いについて、判断の基準を整理した | 実際に動いたことが伝わる |
注意点として、やっていないことは書かないでください。資格の範囲に含まれているからといって、実務経験があるように書くのは逆効果です。面接で掘られたときに答えられません。
資格をどう評価されるかは職種によって変わります。事務職でもAI資格は意味ある?で職種別に扱いました。次に何を取るかは生成AIパスポートの次は何を取る?にまとめています。
他のAI資格と並べて書く場合
複数持っている場合、並べ方で迷うことがあります。
基本は取得年月の順です。関連する資格をまとめたい場合は、新しいものを上にするか、取得順に並べるかを決めて統一してください。
注意点として、DX推進パスポートの対象はITパスポート試験・G検定・DS検定リテラシーレベルの3つで、生成AIパスポートは含まれていません。会社の制度でDX推進パスポートを求められている場合、生成AIパスポートを書いても要件は満たしません。
5つのAI資格の正式名称を一覧で見たい場合はAI資格の履歴書の書き方、どの資格が対象かはDX推進パスポートとは?で確認できます。
よくある質問
Q生成AIパスポートの正式名称は何ですか?▼
資格名は「生成AIパスポート」で、試験名は「生成AIパスポート試験」です。実施団体は一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)です。履歴書には資格名と団体名をそろえて書きます。
Q更新テストを受けていなくても履歴書に書けますか?▼
書けます。協会は「一度取得した資格は無期限でご利用いただけます」と公表していて、資格更新テストの受講は任意です。取得年月だけで足ります。
Qオープンバッジは履歴書に書けますか?▼
資格欄に書くのは資格名のほうです。オープンバッジは合格を証明するデジタル証明書なので、履歴書の文字情報としてではなく、職務経歴書やオンラインのプロフィールでリンクとして示すほうが向いています。
Q英語で書くときの表記はありますか?▼
協会の試験案内に「Generative AI Passport」という表記が記載されています。英語の履歴書やオンラインプロフィールに書く場合はこの表記が使えます。
まとめ
- 資格名は生成AIパスポート、試験名は生成AIパスポート試験です
- 実施団体は一般社団法人生成AI活用普及協会。団体名まで入れます
- 資格は無期限なので、更新していなくても書けます
- オープンバッジは履歴書ではなく職務経歴書やプロフィールで示します
5つのAI資格の書き方をまとめて見るならAI資格の履歴書の書き方へ。有効期限の扱いは生成AIパスポートに有効期限はある?、合格後に届くものはAI資格に受かったら何が届く?にまとめました。
