ITパスポート・基本情報が休止したら何を受ける?

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🤔 こんな悩みはありませんか?
  • ✓年内に間に合わないかもしれない
  • ✓休止中は何も受けられないのか不安
  • ✓代わりに何を取ればいいか分からない

年内に間に合わないと分かると、そこで止まってしまいますよね。

結論からいうと、休止するのは3試験だけです。応用情報技術者試験は休止の対象外で、民間のAI資格も影響を受けません。選べるものは残っています。

この記事では、休止する試験と残る試験、代わりの選び方、年内に間に合わない場合の進め方を紹介します。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発4年+QA/品質保証6年)/基本情報技術者 合格/現在はQAエンジニアとして、AIを活用した業務効率化を推進中。
ごんちゃん

休止するのはCBT方式の試験だけです。受けられるものは残っています。

⚠️ ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の3試験は、2026年12月28日以降に一時休止の予定です。受験できるのは概ね2026年内まで(会場により前後)。2027年以降の実施時期は2026年秋頃にIPAが発表予定です(出典:IPA)。試験休止まとめ
目次

止まるのは3試験だけです

休止と聞くと情報処理技術者試験が全部止まるように感じますが、対象は限られています。

試験休止の対象か受けられる時期
ITパスポート対象2026年12月27日までの開催日
情報セキュリティマネジメント対象2026年12月27日までの開催日
基本情報技術者対象2026年12月27日までの開催日
応用情報技術者対象外2027年以降も受けられる
情報処理安全確保支援士対象外2027年以降も受けられる
高度試験対象外2027年以降も受けられる
出典:IPAの発表内容をもとに整理(2026年10月時点)。休止対象はCBT方式で実施している3試験です

休止するのはCBT方式の3試験です。システムの移行に伴うものなので、方式が違う試験は影響を受けません。

つまり上の区分のほうが先に開いているという、ふだんとは逆の状態になります。入門の試験が止まって、上級の試験が残る形です。

なぜこの3つだけなのかは応用情報はなくなるの?に線引きを整理しました。

代わりの選び方

どの試験を受けようとしていたかで、代わりの候補が変わります。

受けようとしていた試験代わりの候補注意
ITパスポート民間のIT・AI系の入門資格IPAには同じレベルの代わりがない
情報セキュリティマネジメント応用情報(範囲は広がる)セキュリティに絞った代わりはない
基本情報技術者応用情報(1つ上の区分)記述式があるぶん負荷は上がる
当サイトからの提案です

基本情報を受けようとしていた人は、応用情報に切り替えるのが素直です。受験資格に制限がないので、基本情報を経由する必要はありません。

注意点として、応用情報には記述式の科目Bがあります。基本情報の延長で受かる試験ではないので、準備の期間は長めに見てください。半年単位で考える試験です。

ITパスポートを受けようとしていた場合がいちばん困ります。IPAの試験には同じ入門レベルの代わりがありません。IT全般を浅く広く学ぶ試験という枠が、休止で空いてしまいます。

応用情報の難易度は応用情報は難しい?で基本情報と比べました。文系・未経験から狙う場合は応用情報は文系でも受かる?にまとめています。

民間の試験は影響を受けません

IPAの休止は、民間が実施している試験には関係ありません。ここが抜け道になります。

とくにAI系の資格は2026年以降も通常どおり実施されています。生成AIパスポートは年5回、G検定やアドバイザー系も回ごとに実施されます。

私は普段、QAエンジニアとして働きながら業務にAIを入れる仕事をしています。その立場から言うと、いまの現場で需要が強いのはこちら側です。

理由は、AIを業務に入れるときに判断できる人が足りていないからです。何を入力していいか、出てきたものをどこまで外に出せるか。この判断ができる人が社内にいないという話をよく聞きます。

注意点として、民間資格は国家試験と同じ扱いにはなりません。会社の資格手当が情報処理技術者試験に限られている場合、対象外になることがあります。手当を目的にしているなら、規程を確認してください。

どのAI資格があるかはAIの資格はどれを取るべき?、国家試験と民間の線引きはAI資格に国家資格はある?に整理しています。

年内に間に合うかを先に確かめる

代わりを探す前に、本当に間に合わないのかを見ておく価値があります。

3試験はCBT方式なので、決まった試験日がありません。空いている枠から自分で日を選べるので、思ったより後ろまで受けられることがあります。

そのうえで、見落としやすい制約が3つあります。

  • 会場ごとの最終開催日:全体の期限より早いことがあります
  • 合格発表の時期:セキュマネは受験した月の翌月です
  • 再受験の待ち期間:セキュマネは前回の受験日から30日を超えた日以降

合否まで年内に知りたいなら、11月までに受ける必要があります。落ちてやり直す余地を残すなら、さらに前倒しです。

⚠️ 注意点:枠が埋まると選べません
休止前の時期は申込が集中します。期限まで日があっても、近い会場の枠が埋まっていれば受けられません。日程を決める前に、申込画面で空き枠を確認してください。

逆算の目安は情報セキュリティマネジメントの受験はいつまで?、基本情報側は基本情報技術者試験の受験はいつまで?にまとめています。

応用情報に切り替える場合の現実的な見通し

基本情報から応用情報への切り替えがいちばん多い選択になります。ただし同じ延長線ではありません。セキュリティ側に寄せるか応用情報に進むかで迷う場合は応用情報と情報セキュリティマネジメント、どっちを先に取る?が参考になります。

基本情報技術者応用情報技術者
科目Aの出題60問・90分80問・150分
科目Bの出題20問・100分(プログラムを含む)11問から5問を選ぶ記述式・150分
合格基準科目A・科目Bともに600点以上(1,000点満点)科目A・科目Bともに60点以上(100点満点)
受験の時期2026年内で休止の予定2027年以降も受けられる
出典:IPAの各試験区分のページと試験要綱Ver.5.6(2026年10月時点)

大きく違うのは科目Bです。基本情報はプログラムを含む選択式ですが、応用情報は11問から5問を選んで記述します。文章で答える形なので、練習の種類が変わります。

一方で選択制であることは有利に働きます。基本情報の科目Bはアルゴリズムが必須でしたが、応用情報は苦手な分野を選ばずに済みます。プログラミングで止まっていた人には、むしろ進みやすい面もあるでしょう。

期間の目安としては半年単位で考えてください。休止がないぶん、締切に追われずに準備できるのが切り替える側の利点です。年内に詰め込む必要がなくなります。

後期の日程は2027年に入ってから始まります

応用情報が休止の対象外だという話を、日程で確かめておきます。IPAが公表している令和8年度の予定です。

申込受付科目A試験科目B試験
前期2026年10月6日(火)10時〜11月7日(土)17時2026年10月28日(水)〜11月10日(火)2026年11月24日(火)〜12月6日(日)
後期2027年1月27日(水)〜2月16日(火)2027年2月6日(土)〜2月19日(金)2027年3月3日(水)〜3月15日(月)
出典:IPA「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」(2026年10月時点)

後期は2027年2月から3月に実施されます。3試験が休止している期間に、応用情報は普通に試験が行われるということです。

前期の申込は2026年10月6日10時から始まっています。締切は11月7日17時なので、年内に受けたい場合はここが期限になります。間に合わなければ後期に回せますが、後期の申込は2027年1月27日からです。

⚠️ 注意点:前期は科目Bが12月6日までです
前期を選ぶと、科目A試験が2026年11月10日まで、科目B試験が12月6日までです。3試験の休止が始まる12月28日より前に終わります。つまり前期に申し込めば、休止に巻き込まれずに受けきれます。

基本情報からどれくらいで届くかは基本情報から応用情報まで、どれくらいで届く?にまとめました。合格に必要な点は応用情報は何割で合格?で確認できます。

待つという選択もあります

代わりを受けるのではなく、再開を待つ道も当然あります。

ただし再開の時期が公表されていません。IPAは2027年1月以降への延期としたうえで、2027年1月以降の試験実施については2026年秋頃にウェブページで知らせるとしています。

半年後なのか1年後なのかが読めない状態で待つと、勉強した内容が薄れていきます。待つ場合は、別の勉強を挟んでおくほうが戻りやすくなります。

私は未経験のメンバーを見てきましたが、いちばん多いのは「待つと決めたまま再開を追いかけなくなる」形です。待つなら、IPAの発表を見る日を自分で決めておくほうが続きます。

もうひとつ、2027年度からは新制度に移る予定です。廃止ではなく移行で、ITパスポートは試験名もレベルも残ります。ただし出題分野の組み立てが変わるので、待った場合は新しい範囲で受けることになります。

新旧どちらで受けるかの判断はITパスポートは2026年内と2027年どっち?、待ち時間の使い方は試験休止中は何を勉強する?に書きました。

よくある質問

Q休止中はIPAの試験を何も受けられませんか?▼
A

受けられます。休止するのはCBT方式で実施しているITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の3試験です。応用情報技術者試験や情報処理安全確保支援士試験は休止の対象外です。

Q基本情報の代わりになる試験はありますか?▼
A

同じレベルの代わりはありませんが、上の区分である応用情報技術者試験は受けられます。受験資格に制限がないので、基本情報を経由せずに受けることもできます。

QITパスポートの代わりは何ですか?▼
A

IPAの試験では同じ入門レベルの代わりがありません。IT全般の入門として学びたい場合は、民間の試験に目を向けるか、応用情報に向けて基礎から積む形になります。

Q休止はいつまで続きますか?▼
A

決まっていません。IPAは再開を2027年1月以降に延期したとしており、2027年1月以降の試験実施については2026年秋頃にウェブページで知らせるとしています。

まとめ

  • 休止するのはITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の3試験です
  • 応用情報技術者試験は休止の対象外。2027年以降も受けられます
  • 民間のAI資格は影響を受けません。休止中でも受験できます
  • 年内に間に合わないなら、休止しない試験に切り替えるのが現実的です

休止の日程はITパスポート・基本情報の休止はいつ?へ。応用情報が休止しない理由は応用情報はなくなるの?、待ち時間の使い方は試験休止中は何を勉強する?にまとめました。

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この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

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