「改訂版」と「第4版対応版」は、別の本です。
名前がよく似ていて、どちらも書店に並んでいます。ただし対応しているシラバスが違うので、間違えると出題範囲がずれます。買う前にここだけ確認してください。
生成AIパスポートのテキストを探すと、よく似た名前の本が並んでいて戸惑います。
そしてこの試験でいちばん多い失敗は、内容が難しいことではなく「古い版を買ってしまうこと」です。試験のシラバスが更新されているのに、旧版はまだ流通しています。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。業界歴10年、開発を4年、QA(品質保証)を6年。いまはQAエンジニアとして、AIを業務に取り入れて効率化を進める仕事をしています。
先に断っておくと、私はこの試験を受けていません。この記事で書くのは、どの本がどのシラバスに対応しているかという事実と、買う順番の考え方です。中身を読んだ感想は書きません。
まず整理:紛らわしい本が2冊あります
同じ出版社から、名前のよく似た本が出ています。並べるとこうなります。
| ✅ 新しいほう | ⚠️ 古いほう | |
|---|---|---|
| 書名 | 公式テキスト第4版対応版 生成AIパスポート テキスト&問題集 | 改訂版 生成AIパスポート テキスト&問題集 |
| 発行 | 2025年12月12日 | 2025年2月 |
| 対応シラバス | 2026年2月試験より適用のシラバスに対応 | それ以前のシラバス |
| 監修 | どちらも 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)監修/JMAM 日本能率協会マネジメントセンター | |
※2026年8月時点に出版社の公式ページで確認したものです。新しい版が出る場合があるので、購入時は必ず最新の表記をご確認ください。
問題は、どちらも「テキスト&問題集」という同じシリーズ名で、表紙もよく似ていることです。書店でもネット書店でも隣に並びます。
タイトルの先頭に「公式テキスト第4版対応版」と入っているかどうか。これが入っていない「改訂版」は、2025年2月発行の旧版です。中古やセール品で安く出ていることがありますが、対応シラバスが違うので節約になりません。
市販の1冊で済ませるなら、これ
| 書名 | 公式テキスト第4版対応版 生成AIパスポート テキスト&問題集 |
| 監修 | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) |
| 出版社 | JMAM 日本能率協会マネジメントセンター |
| 定価 | 1,980円(税込) |
| ページ数 | 216ページ |
| 対応 | 2026年2月試験より適用のシラバス |
- テキストと問題集が1冊にまとまっている:60問60分の試験に、2冊も買う必要はありません
- 216ページと薄い:通読できる分量なので、範囲を1周しやすい構成です
- 協会の監修が入っている:市販書でありながら、範囲のズレが起きにくい立ち位置です
- 版の更新が速い:シラバスが変わると本も変わります。受験する回のシラバスに合っているかを毎回確認する手間があります
- 薄いぶん、深追いはできません:業務でAIを本格的に使い込みたい人には、この1冊では物足りないはずです
協会が出している「公式テキスト」もあります
ややこしいのですが、上の市販書とは別に、協会(GUGA)自身が発行している「生成AIパスポート公式テキスト」も存在します。市販書のタイトルにある「公式テキスト第4版対応版」の”公式テキスト”は、こちらを指しています。
ただし価格や販売形態は、協会の公式サイトに記載が見当たりませんでした(2026年8月時点)。この記事では推測で数字を書かないので、購入を検討する場合は販売ページで直接ご確認ください。
両方買う必要はないと思います。60問60分の試験に、テキストを2冊持ち込むのは過剰です。品質保証の仕事でも同じですが、参照する資料が増えるほど「どれが正か」で迷って手が止まります。1冊に決めて、それを2周するほうが確実です。
買う前にやると得すること
この試験には、無料で確認できる材料があります。本を買う前にこちらを見ておくと、そもそも必要かどうかが分かります。
知らない言葉が少なければ、本なしで挑戦する選択もあります
どのシラバスが適用される回かが決まらないと、買うべき版も決まりません
ここまで来れば、あとは1冊を2周するだけです
勉強の進め方と、合格率79.9%という数字の読み方は、別記事で詳しくまとめています。試験そのものの位置づけは生成AIパスポートとは?ITパスポートとの違いへ。
なお、本ではなく講義で通す手もあります。この試験は範囲が広いわりに深さは求められないので、読むより聞くほうが早い人には向いています。
※価格・特典・販売期間は2026年8月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。
よくある質問
Q「改訂版」と「第4版対応版」はどう違うのですか?▼
別の本です。「改訂版」は2025年2月発行、「公式テキスト第4版対応版」は2025年12月12日発行で、後者が2026年2月試験より適用されるシラバスに対応しています。シリーズ名が同じで表紙も似ているため、書名の先頭に「公式テキスト第4版対応版」と入っているかを目視で確認してください。
Q中古で安い旧版を買うのはありですか?▼
おすすめしません。対応シラバスが違うので、出題範囲がずれる可能性があります。定価が1,980円と手の届く価格なので、数百円を節約して範囲を外すリスクを取る意味は薄いと思います。
Q公式テキストと市販の問題集、両方買うべきですか?▼
両方は必要ないと思います。60問60分の試験なので、テキストと問題集が1冊にまとまったものを2周するほうが現実的です。参照する資料が増えるほど「どれが正しいか」で迷って手が止まります。
Q何ページくらいの本ですか?▼
市販の「公式テキスト第4版対応版 テキスト&問題集」は216ページです。通読できる分量なので、範囲を1周してから問題を解く進め方が取りやすい構成になっています。
Q本を買わずに受けることはできますか?▼
公式サイトでシラバスを確認して、知らない言葉が少なければ挑戦する選択もあります。ただし合格基準は公式に公開されていないため、目標点から逆算する作戦は取れません。範囲をまんべんなく押さえる意味では、対応版のテキストを1冊持っておくほうが安全です。
まとめ
まとめ
- 「改訂版」と「公式テキスト第4版対応版」は別の本。対応シラバスが違います
- いま買うなら「公式テキスト第4版対応版 テキスト&問題集」(JMAM・1,980円・216ページ)
- 中古の旧版は節約になりません。範囲がずれるリスクのほうが大きいです
- 協会発行の「公式テキスト」も別にありますが、両方買う必要はありません
- 買う前に受験する回を決める。適用シラバスが決まらないと、買うべき版も決まりません
まだどのAI資格を受けるか決めていない方は、AIの資格5つを比較した記事から読むほうが早いです。
