いつでも受けられる試験ではありません。
受付が開いている期間は、1年のうち3ヶ月ほどです。
DS検定(データサイエンティスト検定)を受けようと思って調べ始めた方へ。まず日程を押さえてください。
この試験はパソコンで受けるCBT方式ですが、いつでも受けられるわけではありません。期間が決まっていて、申し込みの受付もそのつど開いて閉じます。
こんにちは、ごんちゃんです。QAエンジニアとして働きながら、AIを業務で使っています。公式に出ている情報を整理しました。
先に断っておくと、私はDS検定を受験していません。書くのは公式に出ている情報と、AIを実務で使っている側から見た話だけです。
2026年の日程は、こうなっています
| 回 | 申込期間(個人) | 試験期間 |
|---|---|---|
| 第12回 | 1月19日〜2月27日 | 3月7日〜3月22日(終了) |
| 第13回 | 4月20日〜5月22日 | 6月6日〜6月21日(終了) |
| 第14回 | 9月21日(月)10:00 〜 10月23日(金) | 11月7日(土)〜11月22日(日) |
出典:一般社団法人データサイエンティスト協会(2026年8月時点)。いずれも2026年の日程です。
表を見ると分かるとおり、第13回の試験が終わったのが6月で、次の第14回の試験は11月。その間が5ヶ月近く空きます。
申し込みの受付は約1ヶ月で閉じます。試験期間が2週間あるので「日程には余裕がある」と思いがちですが、余裕があるのは受験日であって、申し込みではありません。受けると決めたら、まず受付期間をカレンダーに入れてください。なお公式には「上記申込期間は『個人申込』となります。団体申込みは終了日が異なります」と注記があります。会社経由で受ける方は、社内の締切を確認してください。
試験の形は「100問・100分」です
| 出題数 | 100問・選択式 |
| 試験時間 | 100分 |
| 1問あたり | 約1分 |
| 受け方 | 全国の試験会場で開催(CBT) |
| 受験料 | 一般10,000円/学生5,000円/大学会員4,000円 ※協会の表示は税抜です |
| 受験資格 | 制限なし |
出典:同協会。「1問あたり」は試験時間と出題数から計算した目安です。
1問あたり約1分。時間に極端な余裕はありませんが、極端に厳しくもありません。受験資格は「制限なし」なので、データの仕事をしていなくても受けられます。
出題範囲に、数学の項目が並んでいます
ここは申し込む前に見ておいたほうがいいところです。公式が示しているスキルカテゴリは4つです。
そして出題範囲には、「線形代数基礎」「微分・積分基礎」「集合論基礎」「統計数理基礎」といった項目が列挙されています。数学の言葉がはっきり出てくるのが、この試験の特徴です。
出典:同協会。なお、どの程度の水準まで問われるかについては公式に説明がありません。計算問題が出るかどうかも明記されていないため、ここでは範囲に列挙されているという事実だけをお伝えしています。
ただし、想定されているレベルは「アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル:★)」とされています。対象も「データサイエンティスト初学者」「これからデータサイエンティストを目指すビジネスパーソン」など。専門家向けではありません。
また、この試験は「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムを総合」したものだと説明されています。大学などで扱われる入門課程がベースになっている、ということです。
4つのうち、実務で効くのはどれか
ここは、仕事でデータとAIを扱っている立場から書きます。4つのうち、意外なものがいちばん効きます。
4つのカテゴリを見て、身構えるのはたいてい「データサイエンス」だと思います。数学が並んでいるところです。
ただ、私が実務で「これが分かっていないと話が進まない」と感じるのは、むしろ「価値創造」のほうです。そのデータを何のために集めて、出た結果をどう判断に使うのか。ここが決まっていないと、どれだけ精度の高い分析をしても使われません。
計算そのものは、いまはツールがやってくれます。詰まるのは「この数字を根拠にして決めていいのか」という判断のほうです。数学の項目に目を奪われて、そこを軽く見ないでください。なお出題範囲そのものが2026年6月の回から入れ替わっています。教材を買う前にDS検定のテキスト選びを確認してください。
正直に書くと、合格基準も合格率も公式には出ていません。どれくらい取れば受かるのかが事前に分からないので、目標点を決めた勉強がしにくいところがあります。「範囲を全部ひととおり見る」しか作戦が立てられないのが、この試験の面倒な点です。加えて年3回しかないので、逃すと数ヶ月待ちになります。受けると決めたなら、受付期間だけは外さないでください。
他のAI資格と迷っているなら
AI関係の資格はいくつもあって、範囲も重なります。データを扱う側に寄っているのがDS検定で、ほかにも性格の違うものがあります。横並びで見たい方はAIの資格はどれを取るべき?を参考にしてください。
技術の全体像を押さえるほうを先に、と考えているならG検定の日程もあわせて確認してみてください。生成AIの取り扱いから入るなら生成AIパスポートという選択肢もあります。
※日程・受験料は2026年8月時点の公式ページの記載です。変更される場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。
よくある質問
QDS検定は次いつ受けられますか?▼
2026年の第14回は、試験期間が11月7日から11月22日までです。申し込みの受付は9月21日10時から10月23日までで、こちらは個人申込の期間です。第13回の試験が6月に終わっているので、そこから5ヶ月近く空くことになります。
Qいつでも受けられるCBTではないのですか?▼
全国の試験会場で受けるCBTですが、随時ではありません。試験期間が2週間ほど設定されていて、その中で日を選ぶ形です。申し込みの受付も約1ヶ月で閉じるので、余裕があるのは受験日であって申し込みではない、と考えてください。
Q数学の知識は必要ですか?▼
出題範囲には「線形代数基礎」「微分・積分基礎」「集合論基礎」「統計数理基礎」といった項目が列挙されています。ただし、どの程度の水準まで問われるかは公式に説明がなく、計算問題が出るかどうかも明記されていません。想定レベルは「アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル)」とされており、専門家向けの試験ではありません。
Q受験資格や受験料を教えてください。▼
受験資格は制限なしです。受験料は一般が10,000円、学生が5,000円、大学会員が4,000円と公表されています。ここは注意が要るところで、協会の表示は税抜です。他の資格は税込で表示されていることが多いので、そのまま並べると安く見えます。試験は100問を100分で解く選択式で、1問あたりに直すと約1分になります。
Q何点取れば合格ですか?▼
合格基準は公式に公表されていません。合格率も同様です。目標点を決めた勉強がしにくいので、範囲をひととおり見ておく進め方になります。出題範囲は基盤、データサイエンス、データエンジニアリング、価値創造の4カテゴリです。
まとめ
DS検定は年3回で、次の第14回は試験が11月7日から22日、申し込みは9月21日から10月23日です。受付は約1ヶ月で閉じます。
出題範囲には数学の項目が並びますが、想定レベルは「見習い」で、受験資格も制限なし。ただし合格基準は公表されていないので、範囲をひととおり見る前提で計画してください。受けると決めたら、まず受付期間をカレンダーに入れるのが先です。
