G検定は、学生だと13,200円が5,500円になります。
在学中しか使えない条件です。社会人になってから同じ試験を受けると、倍以上かかります。
「AI資格、興味はあるけど学生には高いな……」——受験料を見て、そう思ったところでしょうか。
そこで見ているのは、たぶん一般の金額です。主要なAI資格には学生料金があり、ものによっては半額以下になります。先に金額を並べます。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。いまはQA(品質保証)の仕事をしながら、AIを業務に取り入れる取り組みを担当しています。未経験メンバーの育成も長くやってきました。社会人になってから受けている側として、正直なところも書きます。
学生料金は在学中しか使えません。これだけは、卒業後に取り返しがつかない条件です。
学生料金を並べます
| 試験 | 一般 | 学生 | 差額 |
|---|---|---|---|
| G検定 | 13,200円 | 5,500円 | 7,700円お得 |
| 生成AIパスポート | 11,000円 | 5,500円 | 5,500円お得 |
| DS検定 ※協会の表示は税抜 | 10,000円 | 5,000円 大学会員は4,000円 | 5,000円お得 |
| AI活用アドバイザー | 11,000円 | 8,800円 | 2,200円お得 |
| 生成AIアドバイザー | 11,000円 | 8,800円 | 2,200円お得 |
並べると、割引の幅がかなり違うのが分かります。G検定と生成AIパスポートは半額前後まで下がりますが、アドバイザー系は2,200円の差です。
とくにG検定の差額7,700円は大きいです。社会人になってから同じ試験を受けると、13,200円かかります。在学中に受けておけば、その差はそのまま残ります。
学生のうちは、講座がほぼ要りません
ここは正直に書きます。学生料金があるぶん、講座を買う理由はさらに薄くなります。
たとえば生成AIパスポートは、学生なら受験料5,500円です。対して対策講座は10,780円。講座のほうが受験料の約2倍になります。公式テキストは1,980円なので、テキスト+受験料で7,480円。ここに1万円を足す判断は、学生にはまず必要ありません。
G検定も同じです。学生の受験料5,500円に対して、対策講座は27,280円。5倍近いことになります。まず落ちてもいいから受けてみるという選択が、学生のうちは金額的に成立します。しかもG検定は2年以内の再受験なら半額という仕組みもあります。
社会人になると「落ちたら1万3千円」が重くのしかかります。気軽に試せるのは、いまのうちです。
うーんなところ:安いからという理由だけで受けない
割引を強調してきましたが、安いから取っておく、という理由だけで受けるのはおすすめしません。
理由は2つあります。ひとつ、AI分野は範囲が動きます。実際にこの1年でも、DS検定は出題範囲がスキルチェックリストver.6に変わり、生成AIパスポートはシラバスが改訂されています。早く取ったぶん、内容が古くなるのも早いということです。
ふたつ、就職活動での即効性は期待しないほうがいいです。業務独占資格ではないので、持っているだけで選考が有利になる性質のものではありません。効くのは面接で「なぜ取ったか」を自分の言葉で話せるところまでです。
逆に言うと、そこは確実に効きます。採用や育成に関わってきた立場から言うと、資格そのものより「なぜそれを選んだか」の説明のほうをよく見ます。安かったから、では話が続きません。
在学中に取るなら、どれから
1つだけ選ぶなら、金額の下がり幅と範囲の広さで G検定だと思います。差額7,700円がいちばん大きく、範囲も体系立っているので「なぜ取ったか」を話しやすい試験です。
ただし範囲は広く、用語の量で止まる人が多い試験でもあります。まず1つ完走したいなら、範囲の狭い生成AIパスポート(学生5,500円・60問60分)から入るほうが確実です。
データの扱いに興味があるならDS検定で、大学会員なら4,000円とさらに下がります。5つを並べた比較はAIの資格はどれを取るべき?にあります。
もうひとつ知っておくと得なのが、ITパスポート・G検定・DS検定の3つは DX推進パスポートというデジタルバッジの対象だということです。申請は無料で、合格した数だけバッジが出ます。DX推進パスポートとは?にまとめました。
講座は基本的に不要ですが、活字を読み進めること自体が続かないという自覚があるなら選択肢に入ります。うーんなところは前述のとおり、学生の受験料の2倍から5倍の金額になることです。
よくある質問
Qいちばん割引が大きいのはどれですか?▼
G検定です。一般13,200円が学生5,500円になり、差額は7,700円。生成AIパスポートも11,000円が5,500円でちょうど半額です。一方でアドバイザー系は11,000円が8,800円で、差は2,200円にとどまります。割引の幅は試験ごとにかなり違います。
Q学生のうちに講座も買ったほうがいいですか?▼
基本的に必要ありません。生成AIパスポートなら学生の受験料5,500円に対して講座が10,780円で約2倍、G検定なら5,500円に対して27,280円で5倍近くになります。公式テキストと受験料だけで足りる人がほとんどです。
Q就職活動で有利になりますか?▼
即効性は期待しないほうがいいです。業務独占資格ではないので、持っているだけで選考が有利になる性質のものではありません。効くのは面接で「なぜ取ったか」を自分の言葉で話せるところまでです。採用に関わる側は、資格そのものよりその説明を見ています。
Q早く取りすぎると内容が古くなりませんか?▼
その面はあります。この1年でもDS検定は出題範囲がスキルチェックリストver.6に変わり、生成AIパスポートはシラバスが改訂されています。ただし入力してよい情報の線引きや出力の確かめ方といった土台は形が変わりにくいので、そこから入ると無駄になりにくいです。
QDS検定の「大学会員」は誰でも使えますか?▼
協会は一般10,000円・学生5,000円・大学会員4,000円(いずれも税抜表示)と公表しています。大学会員が使えるかどうかは所属先の状況によるので、申し込む前に協会の公式ページで条件を確認してください。
まとめ
まとめ:AI資格には学生料金があり、G検定は13,200円が5,500円(差額7,700円)、生成AIパスポートは11,000円が5,500円。ただし安いからという理由だけで受けるのはおすすめしません。効くのは面接で「なぜ取ったか」を話せるところまでです。そして学生のうちは講座がほぼ要りません。受験料が半額になるぶん、講座の高さが際立つからです。
どれを受けるか決めるならAIの資格はどれを取るべき?へ。そもそもプログラミングが要るのか気になっている方はAIの勉強にプログラミングは要る?もどうぞ。
