AI資格の一覧まとめ|未経験が受けられるものは?

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この記事の要点

全部を調べる必要はありません。

AI資格は10種類以上ありますが、そもそも未経験では受けられないもの・プログラミングが要るものが混ざっています。先にそれを外すと、残りはかなり少なくなります。

「AI資格」で調べると、出てくる数が多すぎませんか。10種類以上のリストを見せられて、どれが自分に関係あるのか分からないまま閉じた——そんな経験があると思います。

この記事では、比べる前にあなたが受けられないもの・要らないものを先に外します。知識ゼロの状態で10種類を読み比べるより、そのほうがずっと早く終わります。

こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。いまはQA(品質保証)の仕事をしながら、AIを業務に取り入れる取り組みを担当しています。エンジニアの側にいるからこそ、「これは非エンジニアには要らない」と言えるものがあります。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発+品質保証)/基本情報技術者 合格。いまはQAの仕事をしながら、AIを業務に入れる担当をしています。
ごんちゃん

全部おすすめしている記事は、たいてい誰にもおすすめできていません。外す話をします。

✅ 結論だけ先に
✔ 仕分けの基準は2つ。受験資格に条件があるかプログラミングが要るか
E資格は認定プログラムの修了が必須。思い立って受けられません
AI実装検定のA級以上・クラウド系のベンダー資格はエンジニア向け。ここは外して構いません
✔ 残るのは誰でも受けられてPythonが出ない5つ。★AI-900はAI-901になり、Pythonが前提に入りました
目次

仕分けの基準は、2つで足ります

難易度や知名度で比べようとすると、いつまでも決まりません。先に効くのは、次の2つの条件です。

  • 受験資格に条件があるか——条件があるなら、そもそも今すぐ受けられません
  • プログラミングが要るか——要るなら、非エンジニアには遠い道になります

この2つで切ると、候補が一気に減ります。並べてみます。

← 横にスクロールできます →
資格 受験資格 プログラミング 判定
生成AIパスポート制限なし要らない候補に入る
AI活用アドバイザー制限なし要らない候補に入る
生成AIアドバイザー制限なし要らない候補に入る
G検定制限なし要らない候補に入る
DS検定制限なし要らない候補に入る
AI-900
現在はAI-901
制限なし要る
Pythonの知識が必要と明記
外してよい
AI実装検定 B級制限なし要らない
40分30題・AI超入門
入れてもよい
AI実装検定 A級・S級制限なし要る
A級は数学20題も
外してよい
E資格認定プログラムの修了が必須要る外してよい
クラウド系のベンダー資格制限なし実質的に要る外してよい
(各主催団体の公式ページおよび公開情報。2026年9月時点の調査。判定は当サイトの読者層を前提にしたものです)

外していいものから説明します

🎯この章の要点:外す理由がはっきりしていれば、あとで「やっぱり必要かも」と迷い戻ることがありません。

E資格:そもそも今すぐ受けられません

よく「G検定の上位」として並べられますが、受験資格が別物です。日本ディープラーニング協会の認定プログラムを、試験日の過去2年以内に修了していないと受けられません。

つまり候補として比べる段階にありません。受けたければ、まずプログラムを選んで修了するところからです。受験料は一般33,000円ですが、プログラムの費用が別途かかります。詳しくはG検定の次はE資格?にまとめました。

AI実装検定のA級・S級:Pythonと数学が要ります

AI実装検定はB級・A級・S級の3段階です。B級は40分30題の「AI超入門」で、学習と推論・データ・パターン認識といった考え方から出題されます。合格基準は70%以上。ここは入門として成立します。

ただしA級は60分60題で、内訳が「数学20題・プログラミング20題・AI20題」です。NumpyやPandasといったライブラリを使う知識が問われます。S級にいたっては、PyTorchやKerasを使った実装問題です。名前に「実装」と入っているとおりで、非エンジニアが目指す先ではありません。

受験料はB級が一般9,900円・学割5,500円、A級が一般14,850円・学割8,250円、S級が33,000円(いずれも税込)。受験はテストセンターでのCBT方式です。※価格は2026年9月時点の調査によるものです。変動する場合があるので申込時は公式サイトでご確認ください。

クラウド系のベンダー資格:AIの前にクラウドの知識が要ります

大手クラウド事業者が出しているAI関連の認定資格も候補に挙がることがあります。受験資格に制限はありませんが、そのクラウドのサービス名と仕組みを知っている前提で作られています。

実務でそのクラウドを使っている人には価値がありますが、使っていない人が「AIの勉強」として受けるものではありません。覚えることの大半がAIではなく、そのサービスの話になります。

ごんちゃん

ベンダー資格はその製品を使っている人のためのものです。使っていないなら、順番が逆になります。

AI-900は、いま調べると情報が古いままです

ここは注意して読んでください。「AI-900は前提知識なしで受けられる入門資格」という説明を見かけますが、いまの公式ページは違うことを書いています。

⚠ 試験番号が変わっています

「Microsoft認定:Azure AIの基礎」の必須試験は、いまはAI-901です。英語版は2026年4月15日に更新され、日本語などの各国語版はそこから約8週間後に順次更新される、と公式に書かれています。AI-900として紹介している解説記事は、この更新より前の情報です。

そして中身がいちばん変わりました。公式の受験対象の説明には、「Pythonのコーディング構文とプログラミング手法に関する知識も必要であり、Azureリソースに精通している必要があります」とはっきり書かれています。さらに「REST API、SDK、CLIについて理解している必要があります」とも書かれています。

出題の比率も、いまはこうなっています。

  • AIの概念と機能を特定する……40〜45%
  • Microsoft Foundryを使用してAIソリューションを実装する……55〜60%

過半が「実装する」側です。用語を覚えて選ぶ試験ではなく、手を動かす前提の試験になっています。合格ラインは1000点満点で700点です。

ごんちゃん

正直に言うと、私も更新前の説明のままだと思っていました。クラウドの資格は改訂が速いので、受ける前に公式ページを開くのが確実です。

というわけで、この記事の判定は「外してよい」に変わります。プログラミングとクラウドの前提知識が要るなら、E資格やAI実装検定A級と同じ側です。非エンジニアが最初に受ける試験ではありません。

もう一つ付け加えると、これは特定のクラウド事業者の資格です。日本の職場で「AIの資格を取りました」と言ったときの通りやすさでいえば、国内の試験のほうが説明が要りません。将来Azureを使う仕事に就いてから考えれば十分だと思います。

残った候補から、どう選ぶか

外すものを外すと、残るのは「誰でも受けられて、Pythonが出ない」5つです。ここまで来れば、あとは目的で選ぶだけになります。

いちばん入りやすいのは生成AIパスポートです。60問60分と範囲が狭く、オンラインで完結します。用語に一度まとめて触れるのが目的なら、ここで十分です。

5つを受験料・範囲・実施回数まで並べた比較はAIの資格はどれを取るべき?にあります。この記事で候補を絞ってから、そちらで選ぶという順番が無駄がありません。職種によって効く場面が違うので、事務職でもAI資格は意味ある?も参考になると思います。

どれも独学で届く試験です。うーんなところを先に書くと、生成AIパスポートの講座は10,780円で受験料11,000円とほぼ同額。公式テキストは1,980円なので、テキストで足りる人には5倍の出費になります。効くのは「活字を読み進めること自体が続かない」とはっきりしている場合だけです。

アガルート 生成AIパスポート 合格総合講義 残った候補の入口
約4.5時間・テキストはPDF配布|販売期間は2027年1月13日まで
10,780円(税込)|受験料11,000円とほぼ同額です
合格特典(全額返金)あり(適用条件は公式ページでご確認ください)
こんな人に:活字を読み進めるのが苦手で、まとめて聞いて通したい人
※価格・特典・販売期間は2026年9月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

よくある質問

Q結局、AI資格はいくつあるのですか?
A

数え方によりますが、10種類以上のリストになります。ただし非エンジニアに関係があるのはごく一部です。受験資格に条件があるか、プログラミングが要るかという2つで切ると、候補は5つ前後まで減ります。

QE資格を候補から外していい理由は何ですか?
A

受験資格が認定プログラムの修了(試験日の過去2年以内)だからです。比べる前に、そもそも今すぐ受けられません。受けたい場合はプログラムを選んで修了するところからになり、受験料33,000円とは別に費用がかかります。

QAI実装検定は未経験向けではないのですか?
A

B級は40分30題の「AI超入門」で、学習と推論・データ・パターン認識といった考え方が中心です。ここは入門として成立します。ただしA級は60分60題で、数学20題・プログラミング20題・AI20題という構成になり、NumpyやPandasといったライブラリを使う知識が問われます。級によって性格がまったく違うので、名前だけで判断しないでください。

QAI-900とAI-901は何が違うのですか?
A

「Microsoft認定:Azure AIの基礎」の必須試験が、AI-900からAI-901に変わりました。公式ページには、Pythonのコーディング構文とプログラミング手法に関する知識が必要で、Azureリソースに精通している必要がある、と書かれています。出題も55〜60%が実装の分野です。前提知識なしで受けられる入門資格として紹介している記事は、更新前の情報です。非エンジニアが最初に受ける試験ではありません。

Qクラウドの資格を先に取ったほうが有利ですか?
A

実務でそのクラウドを使っているなら価値がありますが、使っていない人が「AIの勉強」として受けるものではありません。覚えることの大半がAIではなく、そのサービスの仕組みの話になります。順番が逆になってしまいます。

まとめ

まとめ:AI資格は10種類以上ありますが、受験資格に条件があるかプログラミングが要るかの2つで切れば候補は一気に減ります。E資格は認定プログラムの修了が必須で今すぐ受けられず、AI実装検定のA級以上とクラウド系のベンダー資格はエンジニア向け。外していい理由をはっきりさせておくと、あとで迷い戻りません。

候補が絞れたらAIの資格はどれを取るべき?で選んでください。そもそもプログラミングが要るのか気になっている方はAIの勉強にプログラミングは要る?もどうぞ。

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この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

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