落ちたら次はいつ受けられる?|基本情報・SG・FP・応用情報

当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています

試験に落ちた直後、たいていの人がまず調べるのが「次はいつ受けられるのか」です。

気持ちが残っているうちに、もう一度日程を押さえておきたい。よく分かります。

ただ、この答えは試験によってまったく違います。しかも、同じIPAが実施している試験どうしでも扱いが分かれます。「パソコンで受ける試験だから、明日にでも受け直せる」と思っていると、予定が崩れます。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発4年+QA/品質保証6年)。この記事の日付やルールは、すべて各試験の公式ページで確認して書いています。推測は書きません。
この記事の要点

「すぐ」の試験と、「待たされる」試験があります。

同じIPAの試験でも分かれます。さらに申し込める時期と、受験日として選べる時期が別という、分かりにくい仕組みの試験もあります。ここを勘違いすると、年内の残り回数が変わります。

目次

まず一覧で見てください

当サイトで扱っている試験について、公式の記載を並べます。

試験 次に受験日として選べるのは 待ち時間の目安
ITパスポート受験日の翌日以降ほぼゼロ
基本情報技術者受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降約1ヶ月
情報セキュリティマネジメント同上約1ヶ月
FP2級・3級受検月の翌月中旬の合格発表日翌日以降、かつ申請の3日後1〜2ヶ月
応用情報技術者年2回のうち次の回数ヶ月
G検定年6回のうち次の回(オンライン)約2ヶ月

いちばん驚かれるのが、ITパスポートと基本情報の差だと思います。どちらもIPAの試験で、どちらもパソコンで随時受けられるのに、片方は翌日から、もう片方は約1ヶ月待ちです。

ITパスポートは、待たなくていい

公式のよくある質問に、そのまま載っています。

Q. 一度不合格になった場合等で再度受験申込みする場合、受験申込みができない期間はありますか?

A. 特にありません。ただし、未受験の申込みがある場合は、別の申込みをすることはできません(同時に複数回の受験申込みはできません)。なお、受験後に次の受験を申込む場合は、受験日の翌日以降に行ってください。

(出典:ITパスポート試験 公式サイト よくある質問)

待機期間はなく、年間の回数制限も設けられていません。気持ちが切れないうちに次を押さえられます。

ひとつだけ注意があって、同時に2回分を申し込むことはできません。「保険でもう1回押さえておく」ができない設計です。次の申込は、いま予約している試験の受験日翌日から、ということになります。

敗因の分け方や、次に何を変えるかはITパスポートに落ちたにまとめました。

基本情報と情報セキュリティマネジメントは、約1ヶ月空きます

この2つには「リテイクポリシー」という決まりがあります。IPAの発表にはこう書かれています。

前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降を、受験日として指定可能

ここで多くの人が引っかかるのが、「申し込み」と「受験日の指定」が別物だという点です。

再申込ができるようになる … 申込済の試験の終了時刻を過ぎたら(数時間〜1日程度かかる)
受験日として選べる … 前回の受験日から30日を超えた日以降

つまり、手続きはすぐできるけれど、選べる日付が先送りされるという形です。予約画面を開いて「近い日付が出てこない」と焦る前に、この仕組みを知っておくと落ち着きます。

ごんちゃん

30日は罰ではなく、同じ状態で連投しても結果が変わらないからだと思っています。1ヶ月あれば、弱いところを1つは潰せます。

欠席した場合は、この決まりが適用されません

意外と知られていない点です。IPAはこう書いています。

前回の試験を受験せずに欠席した場合、このリテイクポリシーは適用されません

体調不良などで行けなかった場合は、30日を待たずに次を取れるということです。受けていないので当然といえば当然ですが、「一度でも申し込んだら1ヶ月空く」と誤解している人がいます。

それぞれの立て直し方は基本情報に何回も落ちる情報セキュリティマネジメントに落ちたに書いています。

FPは、結果が出るまで次を予約できません

FPの2級・3級もパソコンで通年受けられますが、再受検の条件はこうなっています。

受検月の翌月中旬の合格発表日翌日以降、かつ再受検申請日の3日後から再受検可能

合格発表を待たないと、次の予約ができません。受けた月の翌月中旬まで待って、そこから申し込んで、さらに3日。月初に受けた場合は、1ヶ月半ほど動けない計算になります。

同じ試験を重複して予約することもできないと明記されているので、先回りして押さえておくこともできません。1回目にどれだけ仕上げるかが、そのまま効いてきます。

2級で学科と実技のどちらか片方だけ受かった場合は、免除の扱いが別にあります。仕組みはFP2級の実技で落ちたら学科も受け直し?に、予約できる範囲そのものはFP試験の予約はいつ取れる?にまとめました。

応用情報は、そもそも年2回です

応用情報技術者試験は2026年度からパソコンで受ける方式になりましたが、随時受験ではありません。前期と後期の2回だけです。

IPAが公表している日程で言うと、前期の科目Bが2026年12月6日まで、後期の申込が2027年1月27日から。前期で落ちたら、次に動けるのは1ヶ月半ほど先ということになります。

前期と後期の違いは時期だけで、難易度が変えられているわけではありません。日程の並びは応用情報はCBTでどう変わる?に対比表を載せています。

G検定は、落ちた人のほうが安く受けられます

ここまで「待たされる」話ばかりでしたが、逆の例もあります。

G検定を実施している日本ディープラーニング協会は、一度受けた人向けの割引を用意しています。公表されている条件はこうです。

条件 … 前回受験日から2年以内
金額 … 一般6,600円 / 学生2,750円(いずれも税込・半額)
使い方 … 合否通知メールで届くクーポンコードを、受験チケットの購入時に入力する

注意点が2つあります。個人での申し込みのときだけ有効で、団体経由では使えません。そしてコードの有効期限は発行から2年間です。

つまり合否通知メールを消してはいけないということです。落ちた通知は見返したくないものですが、そこに次回の割引が入っています。オンライン試験は年6回あるので、次の機会は約2ヶ月後です。

落ちた原因の切り分け方はG検定に落ちたときにやるべきことは?にまとめました。

2026年内は、この差が効いてきます

今年に限っては、もうひとつ考えることがあります。

ITパスポート・基本情報・情報セキュリティマネジメントは、システムの入れ替えで休止が予定されています。休止の開始は2027年1月以降で、2026年内は受験できる見込みです。

📌 ここだけは押さえる

30日待ちがある試験は、残り期間で受けられる回数が単純計算で決まります。年内にあと何回チャンスがあるかを、落ちた日から数えてみてください。ITパスポートのように待機期間が無い試験とは、立て直しの組み方が変わります。

休止の最新の状況はITパスポート・基本情報の試験休止にまとめています。2027年以降の実施時期は、2026年秋にIPAが発表する予定です。

うーんなところ:規定はあっても、理由は説明されていません

🤔 うーんなところ

正直に書くと、なぜ試験ごとにここまで違うのかは、どこにも説明がありません。同じIPAの試験で、片方は翌日から、片方は30日待ち。問題の作り方や運営の都合だとは思いますが、公表されているのは結果だけです。

もうひとつ、ネット上には「年に12回まで」といった回数制限の記述が見られますが、公式の発表に該当する記載は見当たりませんでした。この記事では書きません。回数を前提に計画を立てるなら、受験者向けサイトの規約をご自身で確認してください。

結局のところ、制度を調べても点数は上がりません。次の日程が分かったら、その先は勉強の話です。ここで長居しないでください。

日程が分かったら、次にやること

受け直す日が見えたら、そこから逆算します。落ちた直後にやることは、だいたい3つです。

1 先に日付を押さえる
待機期間がある試験ほど、取れる日が限られます。決めてから勉強を組むほうが早いです。
2 点数の内訳を見て、落ちた場所を特定する
「全体的に足りない」で片づけると、同じ勉強を繰り返すことになります。
3 やり方を1つ変える
同じ教材で同じ順番に進めても、結果は動きにくいです。
独学で2回目も同じ結果になりそうな人へ

独学の弱点は、自分の穴が自分では見えないことです。範囲を絞ってもらえること自体が講座の価値になります。内容と進め方は公式ページで確認してみてください。

アガルート ITパスポート試験講座「合格カリキュラム」14,080円(税込)。講義とオリジナルテキストで進める形で、合格したときの特典も用意されています(適用条件は公式ページでご確認ください)。

アガルート ITパスポート試験講座の詳細を見る(公式サイト)

※再受験の規定・日程は2026年8月時点の各試験の公式ページの記載です。変更される場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。

よくある質問

QITパスポートに落ちたら、いつ受け直せますか?
A

公式のよくある質問には、受験申込みができない期間は特にありませんと書かれています。受験後に次を申し込む場合は受験日の翌日以降に行うこととされており、待機期間はありません。ただし、同時に複数回の受験申込みはできないため、いま予約している試験がある間は次を押さえられません。

Q基本情報はなぜすぐ受け直せないのですか?
A

リテイクポリシーという決まりがあり、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降でないと受験日として指定できません。情報セキュリティマネジメント試験も同じ扱いです。理由については公表されていません。なお、再申込の手続き自体は申込済の試験の終了時刻を過ぎればできるようになるので、手続きと受験日の指定は別だと考えてください。

Q体調不良で欠席した場合も30日待ちますか?
A

待ちません。IPAは、前回の試験を受験せずに欠席した場合はこのリテイクポリシーは適用されないと明記しています。受けていない以上は対象外という扱いです。一度申し込んだら必ず1ヶ月空くと誤解している方がいますが、そうではありません。

QFPは落ちたらどのくらい待ちますか?
A

受検した月の翌月中旬にある合格発表日の翌日以降で、さらに再受検を申し込んだ日の3日後から、という条件が公表されています。合格発表を待たないと次の予約ができないため、月初に受けた場合は1ヶ月半ほど動けない計算になります。同じ試験を重複して予約することもできません。

まとめ

この記事のまとめ
ITパスポートは待機期間なし。翌日以降に次を申し込める
基本情報とSGは約1ヶ月。ただし欠席なら適用外
FPは合格発表を待つまで予約できない
応用情報は年2回。落ちたら次の回まで数ヶ月

落ちた直後は、制度を調べているほうが気が楽です。手を動かさずに前へ進んでいる気がするからです。でも日程が分かった時点で、この記事の役目は終わりです。あとは、何を変えるかだけになります。

受けた試験の記事から、立て直し方を見てみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

目次