宅建試験は2026年10月18日(日)です。
時間は13時から15時まで。ここまでは、たいていの人が知っています。
問題は、この試験には「13時」以外にも決まった時刻が2つあることです。どちらも受験票が届いてから慌てて気づくものではありません。今のうちに確認しておいてください。
覚えるべき時刻は、13時ではありません。
着席しておかなければいけない時刻と、それを過ぎると入れなくなる時刻が、別に決められています。年に1回しかない試験なので、ここを外すと1年待ちです。
当日の時刻は、3つあります
実施団体である不動産適正取引推進機構が公表している時刻を、そのまま並べます。
| 一般の受験者 | 登録講習修了者 | |
|---|---|---|
| 着席の期限 | 12時30分 | 12時40分 |
| 試験開始 | 13時00分 | 13時10分 |
| 試験終了 | 15時00分 | 15時00分 |
| 試験時間 | 2時間 | 1時間50分 |
(出典:不動産適正取引推進機構 宅建試験のスケジュール)
公式の表現は「12時30分(登録講習修了者は12時40分)までに自席に着席してください」です。会場に着く時刻ではなく、席に座っている時刻として指定されています。
試験開始の30分前です。会場が大学などの広い施設だと、入口から教室までで10分かかることもあります。「13時開始だから12時50分に着けばいい」は、完全に遅刻ということになります。
カレンダーに入れるなら13時ではなく12時30分です。私はいつも、逆算して家を出る時刻まで決めておきます。
もう一つの時刻:過ぎると入れません
よくある質問のほうに、はっきり書かれています。
試験会場入り口に、13時30分を過ぎて到着した遅刻者は入室できません。
(出典:不動産適正取引推進機構 よくある質問)
ここは読み方に注意が必要です。13時30分までなら入れるとも読めますが、それは「入れる」だけの話です。着席は12時30分までと指定されていますし、遅れて入ればその分の時間は戻ってきません。
宅建は50問を2時間で解く試験です。1問あたり2分ちょっと。15分遅れれば、6問分ほどの時間が消えます。年に1回しかない試験で、それはかなり重い損失です。
13時30分は「これを過ぎたら終わり」の線であって、目指す時刻ではありません。守るべきは12時30分です。10月18日は日曜なので、電車の本数が平日と違う点も見ておいてください。
登録講習修了者は、開始が10分遅い
表にあるとおり、登録講習を修了している人は開始が13時10分で、終了は同じ15時です。試験時間が10分短くなります。
短いぶん損というわけではなく、解く問題数のほうも変わります。ただし着席の期限は12時40分と、こちらも開始の30分前です。「開始が遅いから、その分ゆっくりでいい」と考えると、やはり間に合いません。
持ち物は、公式サイトに一覧がありません
ここは正直に書きます。
「宅建 持ち物」で調べると、鉛筆の種類まで書いてあるページがいくつも出てきます。ただ、実施団体の公式サイトを見ても、持ち物の一覧は掲載されていません。よくある質問では「試験案内の第17及び18を参照」と案内されているだけです。
つまり、正確な持ち物は試験案内と受験票を見ないと分からないということです。ネット上の情報は、書いた人が過去に受けたときのものかもしれません。年度で変わる可能性があるので、そのまま信じないほうが安全です。
公式で確認できているのは、この2点です。
受験票については、公式が「必ずお問合せください」という強い書き方をしています。10月9日を過ぎたら待たないでください。ここを放置して当日を迎えるのが、いちばん避けたい形です。
うーんなところ:調べにくさが、そのまま残っています
正直に言うと、この試験は当日の情報が調べにくいです。時刻はスケジュールのページ、遅刻の扱いはよくある質問、持ち物は試験案内と、3か所に散らばっています。しかも試験案内は受験票に同送されるものなので、申し込んだ人しか手元にありません。
だから検索すると、公式ではないページばかりが上位に出てきます。それらが間違っているとは限りませんが、書かれた年度が古い可能性は常にあります。
この記事も、当日の持ち物を代わりに列挙することはしません。手元の受験票と試験案内が唯一の正解です。届いたらその日のうちに目を通して、足りないものだけメモしておいてください。
残りの期間で、まだできること
当日の段取りが決まったら、あとは中身です。
宅建は50問を2時間、1問あたり2分ちょっとの試験です。知識が入っていても、時間の使い方を練習していないと最後まで届きません。残り期間が短いほど、新しい範囲に手を出すより時間内に解ききる練習のほうが効きます。
今年が難しそうだと感じている方は、来年に向けた話を宅建は今から間に合う?にまとめました。年1回の試験なので、動き出す時期の考え方が他の資格と違います。
年1回の試験は、始める時期を決めないまま1年が過ぎます。カリキュラムと進め方は公式ページで確認してみてください。
アガルート 宅建士試験の入門カリキュラムはライト49,800円/フル98,000円(いずれも税込・通常価格)。まず様子を見たい方向けに「キックオフ宅建士」10,780円もあります。合格したときの特典も用意されています(適用条件と割引の有無は公式ページでご確認ください)。
アガルート 宅建試験 合格カリキュラムを見る(公式サイト)※日程・時刻は2026年8月時点の不動産適正取引推進機構 公式サイトの記載です。変更される場合があるので、必ず受験票と試験案内でご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。
よくある質問
Q宅建試験は何時までに会場へ行けばいいですか?▼
公式には、12時30分までに自席に着席するよう指定されています。登録講習修了者は12時40分までです。会場に到着する時刻ではなく、席に座っている時刻として決められている点に注意してください。試験開始は13時ですが、その30分前が実質の締切になります。
Q遅刻したら受けられませんか?▼
よくある質問に、試験会場入り口に13時30分を過ぎて到着した遅刻者は入室できませんと明記されています。それより前であれば入室できますが、遅れた分の時間は戻りません。宅建は50問を2時間で解く形式なので、15分遅れると6問分ほどの時間を失う計算になります。
Q当日の持ち物を教えてください。▼
実施団体の公式サイトには持ち物の一覧が掲載されておらず、よくある質問では試験案内の該当箇所を参照するよう案内されています。そのため、正確な持ち物は受験票と試験案内で確認してください。公式で確認できるのは、本人確認として顔写真付きの身分証明書、たとえば運転免許証やマイナンバーカードなどが必要という点です。
Q受験票が届かない場合はどうすればいいですか?▼
受験票の発送日は10月2日金曜日です。公式には、10月9日金曜日になっても届かない場合は各都道府県の協力機関または実施団体に必ず問い合わせるよう書かれています。届かないまま待つのは避けてください。年に1回の試験なので、この確認を怠ると受験そのものができなくなります。
まとめ
年に1回しかない試験で怖いのは、実力が足りないことより受けられないことです。時刻と受験票の2つだけは、今日のうちにカレンダーに入れておいてください。
今年は見送って来年に回す方は宅建は今から間に合う?を、他の資格と迷っている方は社会人が今から取るならどの資格?をどうぞ。
