応用情報技術者は基本情報の次に受けるべき?難易度とメリットを現役エンジニアが解説

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「基本情報に受かった。次は応用情報?でも一気に難しくなるって聞くけど……」——ステップアップを考え始めた方へ。

こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。結論から言うと、IT職としてキャリアを続けるなら応用情報は取る価値大。ただし基本情報とは別種の壁(記述式)があります。その実態と、受けるべき人・急がなくていい人を正直に整理します。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発+品質保証)/基本情報技術者 合格/応用情報を持つメンバーと多数協働。基本情報の次に何が変わるかを現場で見てきました。
ごんちゃん

応用情報は『記述式』という別の壁があります。でも半年計画なら十分狙えますよ。

結論:IT業界で長く働くなら応用情報はおすすめ(評価・手当・実力すべてに効く)。ただし午後が記述式になるので、基本情報より一段重い。「資格が今すぐ要る」でなければ、じっくり半年計画で。

目次

基本情報と応用情報の違い

基本情報(FE)応用情報(AP)
レベル23
午後/科目B擬似言語などの選択式記述式(文章で答える)
難所科目Bのアルゴリズム記述式の午後問題・出題範囲の広さ
実施CBT・通年(※2027年以降に休止予定)CBT・複数日で実施(2026年度に紙から移行。前期=2026年11月頃/後期=2027年2月頃)

※試験仕様はIPA公式でご確認ください。最大の違いは午後が記述式になること。選択肢から選ぶのではなく、自分の言葉で答える力が問われます。

応用情報を取るメリット

  • 評価・資格手当:企業によっては基本情報より高い手当や昇進要件になっている
  • 高度試験への足がかり:応用情報に合格すると、その後2年間、高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1(旧・午前I)試験の免除を申請できる。その上の高度資格に挑む土台になる
  • 実務力の証明:記述式に受かる=「理解して説明できる」証明。現場での信頼につながる

基本情報を飛ばして応用情報は?

制度上は可能です。実務経験が数年あるなら、飛ばして応用情報から受けるのも現実的。ただしIT未経験の方にはおすすめしません。基礎が固まっていないまま記述式に挑むと、対策効率が極端に悪くなります。未経験なら基本情報で一度足場を作ってからが安全です。詳しい比較は基本情報vs応用情報の記事へ。

2026〜2027年の狙い目:休止期間の受け皿に

ここが今のタイミングならではのポイント。基本情報が2027年以降に休止する予定の一方、応用情報は同じような休止がなく、2026年度からCBTで実施される予定(前期=2026年11月頃/後期=2027年2月頃)。基本情報の休止期間中でも受けられる貴重な選択肢になります。「基本情報の勢いを止めたくない」という人には、応用情報へのステップアップがちょうどいい受け皿です。詳しくは休止中に何を勉強すべきかへ。

応用情報の午後(記述式)を突破するコツ

応用情報の最大の壁は午後の記述式です。ここでつまずく人には、共通した対策があります。

  • 解答分野を絞る:午後(科目B)は11問中5問を選択して解答します。全分野を満遍なくやるより、得意な数分野に絞って深く対策するほうが効率的です
  • 「問題文から答えを探す」訓練:記述式は、実は本文中に答えの根拠が書かれていることが多い。想像で書くのではなく、根拠を抜き出して要約する練習を積みます
  • 字数感覚を身につける:「30字以内で述べよ」に慣れるには、実際に書いて添削するのが一番。頭の中だけでは記述力は伸びません

エンジニア視点で言うと、この「根拠を示して簡潔に説明する」力は、障害報告書や設計レビューで日々使うスキルそのもの。実務で鍛えられる力なので、経験者ほど午後で有利です。逆に未経験だと、知識だけでなく説明の作法から練習が要るため、基本情報での土台作りが効いてきます。

💡 ポイント

午後対策は「知識を増やす」より「持っている知識を、根拠つきで簡潔に書く」練習。過去問の模範解答を写経し、自分の答えとの差を埋めるのが王道です。

応用情報を取ると、その先はどうなる?

応用情報の合格は、キャリアの選択肢を広げます。特に、その上の高度試験(データベース・ネットワーク・プロジェクトマネージャなど)を受ける際、応用情報合格から2年間、科目A-1(旧・午前I)試験の免除を申請できるのが大きい(申込時に「一部免除申請番号」の入力が必要)。専門分野を極めていきたいエンジニアにとって、応用情報は「次のステージへのパスポート」の役割を果たします。まずは応用情報で足場を固め、興味のある高度分野へ進む——というロードマップが描けます。

よくある質問

Q基本情報の直後に受けるのがベスト?
A

知識が新しいうちに続けて挑むのは効率的です。ただし記述式対策には別の練習が要るので、勢いだけで挑まず、午後問題の演習期間はしっかり確保してください。

Qどれくらいの勉強時間が必要?
A

基本情報合格者で、一般に200〜300時間程度が目安と言われます(個人差あり)。記述式の午後対策に時間を割くのがポイントです。

Q基本情報に受からなくても応用情報は受けられる?
A

受けられます。応用情報に受験資格はなく、基本情報の合格は前提条件ではありません。ただし基礎知識と記述力の両方が要るので、未経験でいきなりは険しい道。実務経験がない方は、基本情報で一度力試しをしてからのほうが結果的に近道です。

Q独学で受かる?講座を使うべき?
A

独学合格は十分可能です。特に午前は過去問の再出題が多く、独学と相性が良い。悩ましいのは午後の記述式で、「自分の答えが合っているか判断しにくい」のが独学の弱点です。ここに不安があるなら、添削のある講座を検討する価値があります。まずは独学で午後問題を解いてみて、手応えで判断するのがおすすめです。

ごんちゃん

未経験でいきなり応用情報は、正直おすすめしません。まず基本情報で足場を。

まとめ

まとめ:IT職なら応用情報は取る価値大。午後が記述式になる分ハードルは上がるので半年計画で。未経験の飛ばし受験は非推奨。基本情報休止期間の受け皿としても有力な選択肢です。

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この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

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