手応えがないまま終わると、次のことを考える気力もなかなか湧かないですよね。
結論からいうと、応用情報は年2回なので次は約半年後です。ただし気をつけたいのは日程のほうで、後期の申込期間は前期の結果が出る時期と重なります。合格発表を待ってから申し込もうとすると、受付が閉じていることがあります。
この記事では、次に受けられる時期と、申込を逃さないための動き方、半年の使い方を紹介します。
次は半年後です。ただ、動き出すのは合格発表より前になります。
次は約半年後です
まず時期から確認します。応用情報は前期と後期の年2回です。
前期に落ちた場合は後期、後期に落ちた場合は翌年度の前期になります。間隔はおよそ半年です。
| 試験 | 落ちたあと次に受けられる時期 |
|---|---|
| 応用情報技術者 | 約半年後(年2回のため) |
| 基本情報技術者 | 前回の受験日から30日を空ければ可 |
| 情報セキュリティマネジメント | 前回の受験日から30日を空ければ可 |
| ITパスポート | 翌日以降(同一月内の再受験は不可) |
同じIPAの試験でも扱いが違います。応用情報だけは自分で日を選べません。ここが、思ったより長く感じる理由です。試験ごとのルールは落ちたら次はいつ受けられる?にまとめました。
待っていると申込が閉じます
この記事でいちばん伝えたいのはここです。日程を並べると問題が見えます。
| 項目 | 時期 |
|---|---|
| 前期の科目B | 2026年11月24日〜12月6日 |
| 前期の成績照会 | 2027年1月頃 |
| 後期の申込期間 | 2027年1月27日〜2月16日 |
| 前期の合格発表 | 2027年2月頃 |
| 後期の科目A | 2027年2月6日〜2月19日 |
注目してほしいのは並び順です。前期の合格発表より先に、後期の申込が閉じます。しかも後期の科目Aは2027年2月6日から始まるので、前期の結果が正式に分かるころには後期の受験がすでに動いています。
救いになるのは、その手前にある成績照会です。合格発表より早く自分の点数を確認できるので、後期の申込期間が閉じる前に判断できる可能性があります。ただし時期はどちらも「頃」としか公表されていません。
申込の手順は応用情報の申し込み方法、前期と後期の中身の違いは応用情報の前期と後期の違いに書きました。
科目Aだけ通っても持ち越せません
よくある期待ですが、ここは分けて考える必要があります。
応用情報は科目Aと科目Bの両方で基準を満たすと合格になります。片方だけ通った状態を次回に持ち越す制度は案内されていません。次回もどちらも受けることになります。
混同しやすいのが、応用情報に合格したあとに高度試験の科目A-1が免除される制度です。これは合格者向けのもので、不合格時の持ち越しとは別の話です。詳しくは応用情報に有効期限はある?にまとめました。
持ち越せない以上、半年のあいだに科目Aの知識も落とさない前提で計画を立てることになります。
どこで落ちたかを先に特定する
半年あるからといって、同じ勉強を最初からやり直すのは効率が悪いです。原因を絞ります。
科目Aで足りなかった場合
科目Aは80問を150分で解く多肢選択式です。1問あたり約1分50秒なので、考えて解く試験ではなく、知っているかどうかの試験になります。
足りなかったのが科目Aなら、対策ははっきりしています。直近5年分の過去問を周回することです。年数を増やすより周回数を増やすほうが効きます。やり方は応用情報の科目A対策と応用情報の過去問はどこ?に書きました。
科目Bで足りなかった場合
落ちる人が多いのはこちらです。科目Bは11問中5問を選んで答える記述式で、自分の言葉で書く必要があります。
私は普段、QAエンジニアとして働きながら未経験のメンバーを見てきました。その経験から言うと、記述式で止まる人には共通点があります。
内容は分かっているのに、答えの形にできていないという状態です。問題文のどこを引用して、何文字で、何を主語にして書くか。ここが決まっていないと、知識があっても点になりません。
テストの仕事でも、不具合の報告は「何が起きたか」を決まった形で書きます。形が決まっていないと、読む側に伝わりません。科目Bも同じで、書き方そのものが技術です。具体的な型は応用情報の記述式(科目B)対策にまとめました。
同じやり方を繰り返すかどうか
2回目を独学で受けるかどうかは、1回目の落ち方で決まります。
科目Aが足りなかっただけなら、独学で十分です。過去問という材料が無料で手に入るので、周回数を増やせば届きます。やることがはっきりしているからです。
問題は科目Bです。解答例を見て「なるほど」と思えるのに、次に自分で書くと再現できない。この状態のまま半年独学を続けると、同じ結果になりやすいです。
採点されない答案を何枚書いても、自分の癖は見えません。ここだけは、外から指摘をもらうほうが早い場合があります。
6か月 72,600円 /12か月 108,900円(税込)
※価格は2026年9月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申込時は販売ページでご確認ください。
独学を続ける場合の組み立て方は応用情報の独学スケジュール、教材の選び方は応用情報の参考書おすすめ4選にあります。
半年をどう使うか
最後に、落ちた直後にやることを順番に並べます。
- 後期の申込期間を予定に入れる(2027年1月27日〜2月16日)
- 科目Aと科目Bのどちらで足りなかったかを確かめる
- 科目Bなら、解答例と自分の答案の違いを分野ごとに数える
- 解く分野を6〜7に絞る(本番で5問選べるように余裕を持たせる)
- 科目Aの過去問も月1回は回す(半年空くと知識が抜けます)
半年は長いようで、仕事をしながらだとあっという間です。最初の1ヶ月で原因を特定できるかどうかで、残り5ヶ月の中身が変わります。
よくある質問
Q応用情報に落ちたら次はいつ受けられますか?▼
約半年後です。応用情報は前期と後期の年2回なので、前期に落ちた場合は後期、後期に落ちた場合は翌年度の前期になります。基本情報のように「30日空ければ受け直せる」という形ではありません。
Q合格発表を待ってから申し込めますか?▼
間に合わないおそれがあります。2026年度後期の申込期間は2027年1月27日から2月16日までで、前期の合格発表(2027年2月頃)より先に閉じます。その手前に成績照会が2027年1月頃にあるので点数は確認できる可能性がありますが、どちらも時期は「頃」までしか公表されていません。前期を受けた時点で、後期の申込期間も予定に入れておくほうが安全です。
Q科目Aだけ通った場合、次回は免除されますか?▼
持ち越せる制度は案内されていません。科目Aと科目Bの両方で基準を満たす必要があるので、次回もどちらも受けることになります。なお応用情報に合格したあとに高度試験の科目A-1が免除される制度は別のもので、不合格時の持ち越しとは関係ありません。
Q何回も落ちる人はどこでつまずいていますか?▼
多いのは科目Bの記述式です。科目Aは知識を問う多肢選択式なので過去問の周回で伸びますが、科目Bは自分の言葉で書く必要があります。同じ勉強を繰り返しても、ここは点が動きにくい部分です。
まとめ
- 応用情報は年2回なので、次は約半年後です
- 後期の申込(2027年1月27日〜2月16日)は前期の合格発表より先に閉じます
- 科目Aだけ通っても持ち越せません。次回も両方受けます
- 半年あるなら、まず科目Bのどこで落ちたかを特定してから計画を立てます
前期と後期の違いは応用情報の前期と後期の違い、記述式の対策は応用情報の記述式(科目B)対策にまとめました。ほかの試験の再受験ルールは落ちたら次はいつ受けられる?で横断して整理しています。
