基本情報 科目Bのセキュリティ問題対策|「落とせない4問」の解き方を現役QAエンジニアが解説

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科目Bの対策情報って、9割がアルゴリズムの話なんですよね。でも試験問題を見ると、20問中4問は情報セキュリティ。ここ、ちゃんと対策していますか?

こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。業界歴10年、うち6年はQA/SET(品質保証)として、セキュリティ観点のテストやインシデント対応にも関わってきました。基本情報技術者試験の合格者です。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発+品質保証、どちらもリーダー経験)/基本情報技術者 合格/未経験メンバーの育成経験多数。試験のどこでつまずくかを現場で見てきました。
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セキュリティ4問は『取りに行く4問』。アルゴリズムより短時間で安定しますよ。

この記事の結論:科目Bのセキュリティ4問は、アルゴリズム16問より短い勉強時間で得点が安定する「取りに行く4問」です。必要なのは新しい知識ではなく、科目Aで覚えたセキュリティ知識を「事例に当てはめる練習」。アルゴリズムが苦手な人ほど、ここを先に固めると合格がぐっと近づきます。

【受験予定の方へ】基本情報技術者試験は一時休止が予定されています(延期により休止は2027年1月以降・2026年内は受験可能)。年内合格を目指す方は試験日の確保をお早めに。(出典:IPA)詳細は試験休止まとめへ。

目次

科目Bセキュリティの正体:20問中4問の「事例読解」

まず全体像から。科目B(100分・20問)の内訳は、アルゴリズムとプログラミングが16問、情報セキュリティが4問です(出典:IPAの試験要項。配点の内訳は非公開)。

セキュリティ4問の特徴は、すべて「事例文型」だということ。「A社では営業部員が顧客情報を〜」のような会社の状況説明が数段落あって、「この状況で最も適切な対策はどれか」と聞かれます。用語の意味を答える科目Aとは、問われ方がまるで違います。

「知ってるのに落とす」のはなぜか:科目Aとの違い

科目Aのセキュリティは「多要素認証とは何か」を知っていれば解けます。科目Bは「この会社の、この状況で、多要素認証は最適解か?」を判断させます。

だから選択肢には、技術的には正しいのに、この事例では不正解というものが混ざります。たとえば「サーバーを暗号化する」は一般論として正しくても、問題文の事故原因が「退職者のアカウントが削除されていなかったこと」なら、正解は「アカウント管理の見直し」側にあります。用語暗記の勉強だけだと、この「状況判断」の壁で落とすんです。

これ、実は私の本業(QA)でやっていることと同じ構造です。障害対応では「一般に正しい対策」ではなく「この事故の根本原因を潰す対策」を選ばないと、同じ事故が再発します。科目Bのセキュリティは、その考え方ができるかを試す問題だと思ってください。

よく出るテーマ

出題範囲はシラバスの「情報セキュリティの確保」に関する領域です。事例としてよく登場するのは、このあたりのビジネス現場あるあるです。

  • アクセス権・アカウント管理:退職者アカウントの放置、権限の与えすぎ
  • 標的型攻撃メール:添付ファイルを開いてしまった後の初動対応
  • マルウェア感染時の対応:まず何をする?(ネットワークからの隔離など)
  • リスクアセスメント:リスクの回避・低減・移転・受容の使い分け
  • 内部不正・情報持ち出し:委託先管理、私物端末、SNS投稿

眺めてみると、どれも「ニュースで見たことある事故」ばかり。セキュリティ4問は、実は生活感のある出題分野なんです。

解き方3ステップ(QAエンジニアの読み方)

ステップ①:登場人物と情報資産をメモする

事例文を読みながら、「誰が(営業部員・委託先・退職者…)」「何を(顧客情報・設計書・パスワード…)」「どう扱っているか」だけ拾ってメモします。科目Bアルゴリズムの変数表と同じで、頭の中だけで整理しようとしないのがコツです。

ステップ②:「この事例の問題点」を一文で言う

選択肢を見る前に、「要するに、〇〇が管理されていないのが問題」と自分の言葉で一文にします。ここが決まれば、正解の方向はほぼ決まっています。

ステップ③:「正しいけど、ズレてる」選択肢を切る

選択肢は「明らかに間違い」より「一般論としては正しい」ものの比率が高めです。ステップ②の一文と照らして、問題点に直接効かない対策を機械的に切っていく。最後に残った2択で迷ったら、「より根本原因に近いほう」を選びます。

勉強法:順番を間違えない

  • ①科目Aのセキュリティ分野を先に固める:科目B用の特別な知識はほぼ不要。土台は科目Aの用語理解です
  • ②IPAのサンプル問題・公開問題で事例形式に慣れる:4問×数セットで、上の3ステップを毎回意識して解く
  • ③対策本の演習で量を足す:科目B対策本のセキュリティ章で仕上げます

私のおすすめは、記事3・記事4でも紹介しているこの1冊(セキュリティ分野も収録)です。

本番の時間配分:セキュリティから解くのもアリ

科目Bは100分で20問、1問平均5分です。セキュリティ4問は読む量こそ多いものの、トレースが不要なぶん1問3〜4分で安定して解けます。

そこで提案。最初にセキュリティ4問を片付けて、残り80分超をアルゴリズムに使う作戦です。

序盤に「4問確保した」という安心感が作れると、アルゴリズムの長考にも心の余裕が生まれます。もちろん逆(アルゴリズムが得意な人)なら普通に頭から解いてOK。模擬演習で自分に合う順番を試してみてください。

よくある質問

Qセキュリティ4問は捨てて、アルゴリズムに全振りしてもいい?
A

もったいなさすぎます。4問は全体の2割。合格基準は1,000点中600点なので、2割を捨てると残り16問で75%の正答が必要になる計算です。しかもセキュリティはアルゴリズムより短時間で安定する分野。捨てるどころか、真っ先に固めるべき得点源です。

Q科目Aのセキュリティとどっちを先に勉強すべき?
A

科目Aが先です。用語(多要素認証、リスク移転、CSIRTなど)の意味がわかっていないと、事例文が読めません。科目Aのセキュリティ分野が過去問で7割取れるようになったら、科目Bの事例演習に入るのがスムーズです。

Q4問に何分かけていい?
A

合計15分以内を目安に。1問4分弱です。それ以上かかる問題は、一文要約(ステップ②)ができていないサイン。いったん飛ばしてアルゴリズムに進み、最後に戻る判断も大事です。

ごんちゃん

この4問を先に固めると、科目B全体がぐっとラクになります。

まとめ:4問先取りで、科目Bはずっと楽になる

この記事のまとめ:①科目Bは20問中4問がセキュリティ(事例読解型) ②必要な知識は科目Aと同じ。差がつくのは「状況判断」の練習量 ③解き方は「登場人物メモ→問題点を一文に→ズレた選択肢を切る」の3ステップ ④本番はセキュリティ先取りでアルゴリズムに時間を残す作戦が有効です。

残り16問のアルゴリズム対策は、こちらでじっくり解説しています。

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この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

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