準備は万全でも、会場での段取りが分からないと緊張しますよね。
結論からいうと、持ち物は本人確認書類が主役で、筆記用具や電卓は不要です。メモ用具は会場で貸してもらえます。当日は科目Aから科目Bへ続けて画面で解答します。本人確認書類を忘れると受験できないので注意しましょう。
この記事では、持ち物と当日の流れ、つまずかないためのコツを紹介します。
当日の流れを知っているだけで、緊張は驚くほど減りますよ。
持ち物リスト
| 必須 | 不要 |
|---|---|
| 本人確認書類(顔写真付きの原本。コピー不可) | 筆記用具(会場でメモ用具を貸与) |
| 確認票(予約後に発行。会場の案内に従って持参) | 電卓(持ち込み・使用不可) |
| — | 参考書・スマホ(受験室に持ち込み不可) |
※当日のルールは変更されることがあります。最新の持ち物・本人確認書類の種類・会場ごとの案内は、必ずIPA公式サイトと予約確認メールでご確認ください。
「持っていくと逆に困るもの」に注意
持ち物で意外と多いのが「持って行ったのに使えなかった」パターンです。筆記用具・電卓は使用できません(メモ用具は会場で貸与)。参考書やスマホも受験室には持ち込めず、ロッカー等に預けることになります。荷物は少ないほうが受付もスムーズです。
当日いちばん致命的なのは、本人確認書類の不備です。顔写真付きの原本が必要で、コピーや画面表示は認められません。有効期限が切れていないかも、前日に必ず確認しておきましょう。
なお「電卓が使えないと計算問題が不安」という方は、電卓なしで計算を乗り切るコツの記事で、概算・単位換算・時間配分の考え方を詳しく解説しています。
当日の流れ(受付から退室まで)
当日つまずかないための3つのコツ
会場で貸してもらえるもの・持ち込めないもの
ここは意外と知られていないのですが、基本情報の会場では筆記用具を貸してもらえます。というより、自分のものは使えません。試験運営を担当しているシー・ビー・ティ・ソリューションズの案内にこうあります。
私物の筆記用具を持ち込むことはできません
貸し出しした筆記用具類は、使用有無に関わらず試験終了後、必ず全て回収しております
会場ではボールペンと白紙用紙が貸し出されます。使っても使わなくても、試験が終わったら全部返します。メモを持ち帰ることはできません。
細かい話ですが、ITパスポートと基本情報では試験を動かしている仕組みが別です。ITパスポート側の案内では貸与されるのは「メモ用紙、シャープペンシル」。基本情報側はボールペンと白紙用紙です。ボールペンは書いた線を消せません。図を描きながら考えるタイプの人は、消さずに横に書き足していくつもりで臨むと戸惑いません。
荷物についても1つ注意があります。
テストセンターには、お手荷物を入れるロッカーはございますが、大きなお荷物(スーツケース等)や高価なお荷物のお預かりはできません
出典:シー・ビー・ティ・ソリューションズ「試験当日の持ち物を知りたい」。持ち物の詳細は試験ごとに異なるため、申し込んだ試験の詳細ページもあわせてご確認ください。
遠方から来る人や、試験のあとに旅行・帰省を控えている人は要注意です。スーツケースを持ったまま行くと預け先に困ります。コインロッカーを先に調べておくか、荷物を置いてから向かうほうが安全です。
服装はどうすればいい?
服装についての規定は、公式の案内に見当たりません。スーツで行く必要はありませんし、何かを指定されているわけでもありません。
ただ実用面で1つだけ。会場の空調は当日まで分かりません。ビルの一室を使っているテストセンターも多く、夏に冷えすぎることも、冬に暖房が強すぎることもあります。脱ぎ着で調整できる服装にしておくと、体温で集中力を削られずに済みます。
あわせて、時計は持ち込めないと考えておいてください。残り時間は試験の画面に表示されます。腕時計を外す場所を探して慌てないよう、最初からカバンに入れておくのが楽です。なお当日までに何を仕上げるかで迷っているなら、基本情報の参考書おすすめで使う教材を絞っておくと準備しやすくなります。
当日の流れが分かったら、あとは中身
当日の手順は前日に一度読めば十分です。点を動かすのは、当日の段取りではなく直前までの詰め方のほうです。とくに科目Bは、解き方の型が決まっていないと本番で時間が溶けます。
いま使っている教材で手応えがないなら、買い足すより解説の書き方が自分に合う本に替えるほうが効果的です。比べる観点は基本情報の参考書おすすめにまとめました。
よくある質問
Q電卓は使えますか?▼
電卓は持ち込み・使用ともにできません。計算が必要な問題は、会場で貸与されるメモ用具での筆算で対応します。普段から手計算に慣れておくと安心です。
Q合否はいつわかりますか?▼
合格発表は当日ではなく後日で、受験した月のおおむね翌月に、受験者マイページで確認できます(例:5月受験は6月に発表)。正確な発表日はIPA公式でご確認ください。
Q遅刻したらどうなりますか?▼
受験できなくなるおそれがあります。受験料が無駄になるので、30分前到着を徹底してください。
Q科目Aと科目Bの間に休憩はありますか?▼
科目Aから科目Bへは続けて進む形式です。まとまった休憩は前提にせず、開始前にお手洗いを済ませ、体調を整えておくのが安全です。集中力が切れると、特に科目Bのトレースでケアレスミスが増えます。会場ごとの取り扱いは当日の案内に従ってください。
Q途中でトイレに行けますか?▼
会場の案内に従う形になります。試験時間は止まらないのが一般的なので、途中で行くとその分だけ解答時間が減ります。だからこそ、入室前に済ませておくのが鉄則です。
Q基本情報技術者試験に服装の決まりはありますか?▼
服装についての規定は公式の案内に見当たりません。スーツで行く必要はありません。ただし会場の空調は当日まで分からず、ビルの一室を使っているテストセンターも多いので、脱ぎ着で調整できる服装にしておくと安心です。
Q筆記用具は持って行かなくていいのですか?▼
持って行っても使えません。試験運営のシー・ビー・ティ・ソリューションズは「私物の筆記用具を持ち込むことはできません」としており、会場でボールペンと白紙用紙が貸し出されます。貸し出された筆記用具類は使用の有無にかかわらず試験終了後にすべて回収されるため、メモを持ち帰ることもできません。
本番は道に迷った時点で始まっています。30分前到着を目標に。
前日にやっておくと安心な3つのこと
当日の実力を出し切るために、前日のうちに済ませておくと差がつくことがあります。
QAの現場でも「本番前は環境確認と体調管理が9割」と言われます。試験も同じで、実力を出せる状態を作ることが、当日の一番の準備です。
まとめ
まとめ:持ち物は本人確認書類が主役。筆記・電卓は不要でメモ用具は貸与。科目A→科目Bを画面で解答。30分前到着と会場の下見で緊張は激減します。当日の段取りを知って、実力を出し切りましょう。
