自宅で受けられるのは楽ですが、回線や周りの環境を考えると不安もありますよね。
結論からいうと、自宅で受けられるかどうかは試験によって違います。生成AIパスポートは自宅のみ、DS検定は会場のみ、G検定とアドバイザー系は選べます。選べる試験では、受け方によって費用が変わることもあります。
この記事では、5つの試験の受け方と費用の違い、どちらを選ぶかの決め方を紹介します。
受け方は試験ごとに違います。選べる試験と、選べない試験があります。
5つの試験の受け方
まず一覧で確認します。公表されている実施方式を並べました。
| 試験 | 自宅 | 会場 | 実施方式の記載 |
|---|---|---|---|
| 生成AIパスポート | ○ | — | オンラインでの実施(IBT方式) |
| G検定 | ○ | ○ | オンライン実施(自宅受験)/オンサイト実施(会場受験) |
| 生成AIアドバイザー | ○ | ○ | 公開会場/テストセンター(CBT)/オンラインIBT |
| AI活用アドバイザー | ○ | ○ | 公開会場/テストセンター(CBT)/オンラインIBT |
| DS検定 | — | ○ | 全国の試験会場で開催(CBT) |
両端がはっきりしています。生成AIパスポートは自宅でしか受けられず、DS検定は会場でしか受けられません。残りの3つは選べます。生成AIパスポートで使える場所の条件は生成AIパスポートの試験会場はどこ?にまとめました。
ここを知らずに「自宅で受けたいからDS検定」と決めると、申し込みの段階で行き詰まります。逆に「会場のほうが集中できるから生成AIパスポート」も成立しません。
受け方で費用が変わる試験があります
アドバイザー系の2つは、受け方によって受験料に上乗せがあります。
| 受験方法 | 追加費用 | 形式 |
|---|---|---|
| 公開会場受験 | 0円 | 全国の公開会場でマークシート記載形式 |
| テストセンター(CBT) | 1,500円 | 全国のテストセンターに設置のパソコンを使用 |
| オンラインIBT | 3,000円 | 自宅等で360度全周Webカメラとパソコンを使用 |
注目してほしいのは、いちばん安いのが会場受験だということです。自宅で受けるほうが高くなります。オンラインIBTの3,000円はカメラの往復送料で、機材を借りて受ける形になるためです。
G検定は受け方による差額の記載がありませんが、試験時間が違います。オンラインは100分、会場は120分で、出題数はどちらも145問程度です。同じ問題数に対して20分の差があるので、時間に不安があるなら会場のほうが余裕があります。
G検定の日程は回によって会場の設定があったりなかったりします。詳しくはG検定はいつ受けられる?で確認できます。
自宅で受けるときに準備すること
自宅受験は移動が要らないぶん、当日の環境をすべて自分で整えることになります。
生成AIパスポートの場合、公式が示している条件はこうです。
- 回線:5Mbps以上の安定した回線
- 端末:パソコン、スマートフォン、タブレット等
- ブラウザ:Chrome・Safari・Edge・Firefox
- 環境:試験中に自分以外の人が試験環境に入り込まないこと
出典:生成AI活用普及協会「生成AIパスポート試験」(2026年9月時点)
私は普段、QAエンジニアとして働きながらソフトウェアの検証をしています。その経験から言うと、この手の環境で事故になりやすいのは3つです。通知で画面が切り替わる、共有の回線が混んで止まる、電池が切れる。どれも当日になって気づきます。自宅受験で何が禁止されているかは生成AIパスポートは調べながら受けられる?にまとめました。
対策は難しくありません。本番と同じ端末・同じブラウザで一度開いておく、通知を切る、充電しながら受ける。これだけで大半は防げます。スマホで受ける場合の詳しい注意は生成AIパスポートはスマホで受けられる?に書きました。
どちらを選ぶか
自宅が向いているのは
- 移動時間を勉強に回したい人
- 自宅に安定した回線と、邪魔の入らない部屋がある人
- 受けられる日の幅を広く取りたい人
会場が向いているのは
- 自宅だと集中できない、家族や同居人がいる人
- 回線や端末に不安がある人
- アドバイザー系で費用を抑えたい人(会場が0円でいちばん安い)
注意点として、会場受験は席に限りがあります。試験日が近づくほど選べる会場と時間帯が減るので、会場で受けたいなら申し込みを早めにしてください。
それぞれの試験の中身から選びたい場合はAIの資格はどれを取るべき?、費用の合計で比べたい場合はAI資格の費用はいくら?にまとめています。
よくある質問
QAI資格は自宅で受けられますか?▼
試験によって違います。生成AIパスポートはオンラインでの実施(IBT方式)で自宅から受けます。G検定はオンラインと会場の両方があり、生成AIアドバイザーとAI活用アドバイザーは公開会場・テストセンター・自宅の3つから選べます。DS検定は全国の試験会場で受けるCBT方式です。
Q会場で受けられるAI資格はどれですか?▼
DS検定、G検定(会場試験の回)、生成AIアドバイザーとAI活用アドバイザーの公開会場受験です。生成AIパスポートは会場での実施がありません。
Q受け方で費用は変わりますか?▼
アドバイザー系は変わります。公開会場受験は追加費用0円、テストセンターでのCBT受験は1,500円、自宅でのオンラインIBT受験は3,000円(カメラの往復送料)が受験料に上乗せされます。G検定と生成AIパスポート、DS検定は受け方による差額の記載がありません。
Q自宅受験で気をつけることは何ですか?▼
回線と、周りの環境です。生成AIパスポートは5Mbps以上の安定した回線が推奨で、試験中に自分以外の人が試験環境に入り込まないことが条件とされています。通知で画面が切り替わらないようにする準備も要ります。
まとめ
- 生成AIパスポートは自宅のみ、DS検定は会場のみです
- G検定とアドバイザー系は自宅と会場から選べます
- アドバイザー系は受け方で費用が変わります(会場0円・CBT1,500円・自宅3,000円)
- 自宅で受けるなら、回線と通知の準備を当日より前に済ませておきます
どの資格を取るかから決めたい場合はAIの資格はどれを取るべき?へ。生成AIパスポートの手続きは生成AIパスポートの申し込み方法、アドバイザー系の日程はAIアドバイザーはいつ受けられる?にまとめました。
