パソコンを用意しないと受けられないのか、気になりますよね。
結論からいうと、スマホでも受けられます。ただし公式の推奨環境に書かれているのはパソコンだけです。合格証書のダウンロードはスマホのブラウザが非推奨なので、受かったあとはパソコンを使いましょう。
この記事では、スマホで受けるときの条件と、受ける前にやっておくことを紹介します。
調べていて、私も一度読み違えかけました。「スマホは非推奨」は、受験の話ではなかったんです。
会場に行かず、自分の端末で受けます
協会の試験概要には、試験の形式が「オンラインでの実施(IBT方式)」と書かれています。インターネット経由で受ける形で、会場に出向いて受ける方式の案内はありません。どこで受けられて、どこは条件を満たさないのかは生成AIパスポートの試験会場はどこ?で整理しています。
しかも受ける日は自分で選べます。受験期間は1ヶ月あって、そのあいだならいつでも受けられる形です。平日の夜でも、休日の朝でもかまいません。60分60問なので、まとまった1時間が取れればそれで済みます。
ここがITパスポートとの大きな違いです。ITパスポートは会場を予約して受けるCBT方式なので、「会場の空きがない」という悩みがあります。生成AIパスポートには、その悩みがそもそもありません。2つの試験の違いはITパスポートと生成AIパスポートの違いにまとめています。
スマホで受けられる、と公式に書いてあります
協会のよくある質問には、はっきりこう書かれています。
「試験の形式はオンラインでのIBT方式です。試験時間は60分間で60問の選択式問題が出題されます。パソコンやスマートフォン、タブレット等から、期間中いつでも受験することができます。」
(生成AI活用普及協会 よくある質問より)
つまりパソコンを持っていなくても、受けることはできます。ここは安心して大丈夫です。
ただし、「推奨環境」はパソコンの話しか書いていない
同じよくある質問に、「試験を受ける際の推奨環境は何ですか?」という項目があります。そこに書かれているのは、次の内容だけです。
| OS | Windows 10 / 11(最新のアップデート適用) macOS 11(Big Sur)以上 |
| ブラウザ | Edge・Firefox・Safari・Chrome(最新版を推奨) |
| 通信 | 安定した接続(Wi-Fiまたは有線LAN)・最低5Mbps以上 |
| パソコンの性能 | CPU:Intel Core i5以上 / Apple M1以上(推奨) メモリ:16GB以上(推奨) |
| その他 | JavaScriptを有効にする |
見てのとおり、OSの欄にスマホやタブレットの名前はありません。「スマホで受けられる」と書いてある一方で、推奨環境として示されているのはパソコンだけ、というのが正確なところです。
テストの仕事をしている立場から言うと、推奨環境に書かれていない機械は「動くかもしれないが、保証の外」です。本番の60分で固まるのが、いちばん困ります。
もうひとつ目を引くのがメモリ16GB以上という推奨値です。家庭用のノートパソコンだと、これより少ない機種も珍しくありません。ただしあくまで「推奨」で、満たさないと受けられないとは書かれていません。気になる場合は、本番の前に同じパソコン・同じブラウザで動作を確かめておくのが安全です。
合格証書はパソコンで受け取る
調べていて私が読み違えかけたのが、ここです。よくある質問に「非推奨」という言葉が出てくるのですが、それは受験ではなく合格証書のダウンロードについての回答でした。
Q. 生成AIパスポート試験の合格証書は、スマートフォンでダウンロードできますか?
A. 「スマートフォンのブラウザは非推奨環境となっております。パソコンのブラウザ(Google Chrome推奨)よりダウンロードしてください。」
つまり、スマホだけで受験は済ませられても、合格証書を受け取る段階ではパソコンが要ることになります。パソコンを持っていない方は、家族のものを借りる、職場や学校のものを使うなど、受かったあとの受け取り方も先に決めておくと慌てません。
合否がいつ分かるかは生成AIパスポートの合格発表に、他のAI資格で何がどこに届くかはAI資格に受かったら何が届く?にまとめています。
カメラやマイクは要るのか
自宅で受ける試験というと、カメラで監視されるのかが気になると思います。協会のよくある質問には「カメラ」「マイク」「本人確認」についての記載が見当たりませんでした。要るとも要らないとも書かれていないので、この記事でも断定しません。申し込んだあとの案内で確認してください。
参考までに、同じ「オンライン受験」でも中身は試験ごとにまったく違います。
| 試験 | 受け方 | オンライン受験の特徴 |
|---|---|---|
| 生成AIパスポート | オンラインのみ | 受験期間中いつでも。スマホ・タブレットも可 |
| AI活用アドバイザー | 公開会場/CBT/オンライン | オンラインは+3,000円。中身は「360度全周Webカメラの往復送料」と公式に明記 |
| G検定 | オンライン/会場 | 決められた日時に一斉に受ける形。2026年内の会場試験は無し |
AI活用アドバイザーのようにカメラが送られてくる試験もあれば、生成AIパスポートのように期間中いつでも受けられる試験もあります。「オンラインだから同じ」と思い込まないことが、いちばんの注意点です。
注意点
受ける前に、やっておくこと
当日に多いつまずきは、通知で画面が切り替わることと、回線が不安定になることです。手元に資料を置くことは禁止されているので、調べながら受けられるのかもあわせて確認してください。
日程と申込の読み方は生成AIパスポートの試験日にまとめています。
よくある質問
Q生成AIパスポートの試験会場はどこですか?▼
会場はありません。試験の形式は「オンラインでの実施(IBT方式)」と公式に書かれていて、会場に出向いて受ける方式の案内はありません。受験期間中の好きなときに、自宅などから受ける形です。
Qスマホだけで受験できますか?▼
受験はできます。協会のよくある質問に「パソコンやスマートフォン、タブレット等から、期間中いつでも受験することができます」と書かれています。ただし推奨環境として示されているのはパソコン(Windows・Mac)だけで、スマートフォンの推奨条件は書かれていません。
Q合格証書はスマホでダウンロードできますか?▼
推奨されていません。協会のよくある質問に「スマートフォンのブラウザは非推奨環境となっております。パソコンのブラウザ(Google Chrome推奨)よりダウンロードしてください」と書かれています。スマホで受験を済ませた場合も、受け取りの段階ではパソコンを用意してください。
Qパソコンの推奨環境を教えてください。▼
公式の推奨環境は、OSがWindows 10・11(最新のアップデート適用)またはmacOS 11以上、ブラウザがEdge・Firefox・Safari・Chromeの最新版、通信は安定したWi-Fiまたは有線で最低5Mbps以上です。性能はCPUがIntel Core i5以上またはApple M1以上、メモリが16GB以上と、いずれも推奨として書かれています。
Qカメラやマイクは必要ですか?▼
協会のよくある質問には、カメラやマイク、本人確認についての記載が見当たりませんでした。必要とも不要とも書かれていないので、申し込んだあとの案内で確認してください。なお同じオンライン受験でも、AI活用アドバイザーのように360度カメラが送られてくる試験もあり、扱いは試験ごとに違います。
