「模試だと時間内に終わらない」「アルゴリズムで悩んでいたら、気づけば残り20分」——基本情報の科目B、知識より先に時間で心が折れそうになっていませんか。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです(基本情報技術者 合格・旧制度)。私が受けたのは午後試験の時代ですが、「時間との戦い」という本質は科目Bになっても変わりません。むしろ20問を100分で解く今の形式は、時間配分がそのまま合否を分けます。現場でテストケースを時間内にさばいてきた視点で、勝てる時間の使い方を解説します。
時間が足りない人の共通点は「難しい1問に粘りすぎ」。捨てる勇気が、実は合格への近道です。
結論
- 科目Bは20問を100分=1問平均5分。全問必須で、分野の回避はできない
- 時間切れの主因は難問への粘りすぎ。「1問5分で切り上げ、後で戻る」ルールを徹底する
- 解く順番は易しい問題から。得点を先に確保し、重いアルゴリズムは最後に回す
【受験予定の方へ・重要】基本情報技術者試験は、試験システムの入れ替えのため一時休止が予定されています(延期で休止は2027年1月以降・2026年内は受験可能)。年内合格を目指すなら、試験日の確保を先に。詳しくは試験休止まとめへ。
科目Bの時間配分:1問5分の中身
まず数字を押さえましょう。科目Bは20問を100分で解きます。単純計算で1問あたり5分。旧午後試験と違い、全問必須で不得意分野を避けられないのが今の形式の厳しさです。とはいえ、20問すべてが重いわけではありません。
| 問題タイプ | 目安時間 | 方針 |
|---|---|---|
| 短めの知識・セキュリティ問題 | 2〜3分 | ここで貯金を作る |
| 標準的なアルゴリズム(擬似言語) | 5〜7分 | トレースで丁寧に |
| 重いアルゴリズム・長文 | >8分 | 粘らず後回し・最悪は捨てる |
大事なのは「軽い問題で時間を貯めて、重い問題に回す」という発想。全問を平等に5分で解こうとすると、難問で崩れます。軽重をつけるのが時間配分の基本です。
解く順番:易しい問題から拾う
CBTは画面上で問題を行き来できます。だから頭から順番に解く必要はありません。おすすめの順番はこうです。
ざっと見て、すぐ解けそうな問題から確保。重そうな問題は飛ばして印だけ付ける
貯めた時間を使って、重いアルゴリズムにじっくり取り組む
時間切れが見えたら、白紙にせず選択肢を選ぶ。多肢選択なので、勘でも当たる可能性が残る
この「軽い問題から拾う」戦法は、1問に固執して総崩れになる最悪パターンを防ぐのが目的です。1問の完璧より、20問の合計点。試験は満点を取る場ではありません。
そもそも時間が足りないなら:トレースの速さを鍛える
時間配分を工夫しても足りないなら、原因はアルゴリズムを読む速さそのものにあります。擬似言語のトレース(変数の値を1行ずつ追う作業)に慣れていないと、1問に10分以上かかってしまう。ここは練習量で必ず速くなる部分です。
「そもそも擬似言語が読めない」段階なら、まず擬似言語が読めない人へで読み方の土台を作りましょう。科目B全体の攻略は科目Bが難しすぎる人へ、演習の場は科目Bの練習問題サイトまとめにまとめています。使う参考書は基本情報の参考書おすすめで科目B特化本を紹介しています。
科目Bの対策本は、解き方を学ぶ1冊と、演習量を積む1冊で役割が分かれます。
よくある質問
Q科目Bは全問解かないと落ちますか?▼
全問正解する必要はありません。合格基準は1000点満点で600点が目安です(科目A・科目Bそれぞれ)。難問を1〜2問落としても、軽い問題を確実に取れば合格圏に届きます。満点狙いより取りこぼしを減らす意識が大切です。
Q時間が足りないとき、途中で見直しはすべき?▼
時間に余裕がなければ、見直しより「まだ手をつけていない問題を1つでも多く解く」ほうが得点効率は高いです。見直しは全問に目を通し終えてから。まずは最後の1問まで到達することを優先しましょう。
Q本番で時間内に終わる自信がありません。▼
必ず時間を計った演習を繰り返してください。時間感覚は練習でしか身につきません。1問5分の体内時計ができると、本番で「これは重い」と即判断して飛ばせるようになります。焦りの多くは、練習不足からくる時間の見えなさが原因です。
まとめ
この記事のまとめ
- 科目Bは20問100分=1問平均5分。軽い問題で貯金し、重い問題に回す
- 解く順番は易しい問題から。難問への粘りすぎが時間切れの主因
- 根本対策はトレースの速さ。時間を計った演習で体内時計を作る
