情報セキュリティマネジメント(SG)のテキストは決めた。次は問題集——ですが、「テキストに問題が付いてるのに、別で買う必要ある?」と迷いますよね。結論、科目B(事例問題)まで仕上げるなら、演習量を足す価値があります。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。業界歴10年、うち6年はQA/SETとしてセキュリティ観点のテストに関わってきました(基本情報技術者 合格)。この記事では、SGの定番問題集2冊を、テキスト・無料の過去問道場との組み合わせも含めて比較します。私は各書の構成と受験者の口コミを第三者視点で分析する立場です。
【受験予定の方へ・重要】情報セキュリティマネジメント試験は、試験システムの入れ替えのため2027年1月以降に一時休止される予定です。受験できるのは概ね2026年内まで(会場により時期は前後します)。2027年以降の実施時期は2026年秋にIPAが発表予定。年内合格を目指す方は教材と試験日を早めに確保しましょう。詳しくは試験休止まとめへ。
なぜ問題集を足すのか(科目Bの事情)
SGはCBT方式で、知識を問う科目A(48問)と事例読解型の科目B(12問)を計60問・120分で解きます(総合600点/1,000点で合格)。このうち科目Aは、無料の「過去問道場」(情報セキュリティマネジメント試験ドットコム)で十分に演習できます。
問題は科目Bの事例問題。こちらは公開された過去問の蓄積が科目Aほど多くありません。だからこそ、市販問題集の予想問題・模擬試験で「初見の事例を読んで判断する」練習を積むのが合否を分けます。テキスト付属の問題だけでは、この演習量が足りないと感じる人が多いところです。
SG問題集2冊の比較早見表
| 徹底攻略 予想問題集(インプレス) | 出るとこだけ 予想+過去問題集(翔泳社) | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,650円 | 1,980円 |
| ボリューム | 本試験形式(60問)4回分=模擬3回+公式問題1回/サンプル15問×3回 | 頻出特化の予想問題+模擬問題 |
| 特典 | 全文PDF+Webアプリ「でる語句」(発売から1年) | CBT方式に慣れるWebアプリ付き |
| 向く人 | 演習量を最大化して仕上げたい | 頻出だけ絞って最短で |
※価格・特典は2026年7月時点の調査によるものです。変動する場合があるので購入時は販売ページでご確認ください。SGは毎年の改訂があるので、必ず最新版(令和8年度/2026年版)を選んでください。
①徹底攻略 情報セキュリティマネジメント予想問題集 令和8年度(インプレス)
| 基本情報 | インプレス・五十嵐聡 著。1,650円(税込)・2026年1月発売。本試験形式60問を4回分(模擬3回+公式問題1回)、公式サンプル問題15問を3回分収録 |
- とにかく演習量が多い:本試験形式4回分+サンプル3回分で、初見の事例に当たる回数を稼げる
- 全文PDF付き:通勤中はスマホ・タブレットで解ける。紙とデジタルの二刀流ができる
- Webアプリ「でる語句」で用語の暗記も補える(発売から1年間)
- 問題集単独:解説は丁寧だが、体系的なインプットは別途テキストが前提
- 演習量が多いぶん、試験まで時間がない人は消化しきれないことも
エンジニア視点のひとこと:QAの世界でも「本番と同じ形式で何回リハーサルしたか」が品質を決めます。4回分の本試験形式は、時間配分と事例読解の”場慣れ”を作るのに十分。科目Bで崩れやすい人ほど、この反復が効きます。
こんな人におすすめ:演習量で確実に仕上げたい人。テキストは持っていて、あとは問題を解き込みたい人。
②出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント 予想+過去問題集 2026年版(翔泳社)
| 基本情報 | 翔泳社・1,980円(税込)・2025年11月発売。頻出項目に絞った予想問題+模擬問題。CBT方式に慣れるためのWebアプリ付き |
- 頻出特化で最短:「出るとこだけ」の思想どおり、合格ラインに乗せることに集中できる
- 同シリーズのテキストとセットで使いやすい:出るとこだけ!テキスト派なら流れがそろう
- CBT体験Webアプリで、本番の操作感に慣れられる
- 網羅性より効率重視:「広く深く」演習したい人には物足りないことも(その場合は①)
- 2冊のうちでは価格が高め
エンジニア視点のひとこと:「重要なところから固める」のは試験対策として合理的。時間のない社会人が2〜4週間で仕上げるなら、この絞り込み型が計画と噛み合います。
こんな人におすすめ:試験まで時間がない人。出るとこだけ!のテキストを使っている人。
組み合わせの正解:テキスト1冊+過去問道場+予想問題集
本音を言うと、科目Aは無料の過去問道場で十分。お金をかけるなら科目Bの事例演習に、が正解です。
よくある質問
Qテキストに問題が付いていても、問題集は別に必要?▼
科目Aだけなら無料の過去問道場で足ります。差がつくのは科目B(事例)の演習量なので、そこを厚くしたい人は予想問題集を足す価値があります。逆に短期で受けるなら、テキスト付属+過去問道場で挑むのもありです。
Q2冊とも買うべき?▼
不要です。演習量重視なら徹底攻略、最短効率なら出るとこだけ、のどちらか1冊で十分。2冊やるより、1冊を2周するほうが定着します。
Q古い年度版や中古でもいい?▼
おすすめしません。セキュリティ分野は法改正や新しい攻撃手法で内容が動くので、「令和8年度」「2026年版」など最新版を選んでください。数百円の節約より最新の安心を優先しましょう。
まとめ
まとめ
- 科目Aは無料の過去問道場で回せる。問題集の価値は「科目B事例+仕上げの模試」
- 演習量なら徹底攻略(1,650円)、最短効率なら出るとこだけ(1,980円)。1冊でOK
- 必ず最新版(令和8年度/2026年版)を。教材と試験日は年内のうちに確保
