ITパスポートに生成AIは出る?|2024年4月から出題範囲、2027年度の新試験でさらに強化

当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています

🤔 こんな悩みはありませんか?
  • ✓ITパスポートの勉強を始めた
  • ✓ITパスポートに生成AIは出る?
  • ✓AI分野の対策方法を知りたい

職場でもChatGPTの話が出ると、試験に出るのか気になりますよね。

結論からいうと、ITパスポートには生成AIが出ます。2024年4月の試験から出題範囲に入っています。IPAが2023年8月にシラバスを改訂して追加しました。さらに2027年度からの新しい試験では、AI時代に合わせたセキュリティ・倫理の出題が強化される予定です。国家試験の側がどう変わるのかはAI資格に国家資格はある?で前後を比べました。

この記事では、IPAが追加した内容と対策、新しい試験での扱いを紹介します。

ごんちゃん
この記事を書いた人:ごんちゃん
現役ITエンジニア10年(開発+品質保証)/基本情報技術者 合格。いまはQAの仕事をしながら、AIを業務に入れる担当をしています。
ごんちゃん

古いテキストだと、生成AIの項目がまるごと抜けていることがあります。手元の本がいつの版かも一緒に確かめてください。

⚠️ ITパスポート試験は、2027年1月以降に一時休止の予定です。受験できるのは概ね2026年内まで(会場により前後)。2027年以降の実施時期は2026年秋にIPAが発表予定です(出典:IPA)。試験休止まとめ
目次

IPAが公式に追加したもの

IPAは2023年8月7日、「ITパスポート試験におけるシラバスの一部改訂について(生成AIに関する項目・用語例の追加など)」というお知らせを出しています。中身はこうです。

改訂後のシラバスVer.6.2
追加された内容生成AIの仕組み、活用例、留意事項等に関する項目・用語例
出題が始まった時期2024年4月の試験から
サンプル問題「ITパスポート試験 生成AIに関するサンプル問題」を2023年8月31日に公開
現行のシラバスVer.6.5(2026年1月8日掲載)

※2026年9月14日時点でIPAの公式ページを確認した内容です。

ポイントは「仕組み」「活用例」「留意事項」の3つがセットで入っていることです。使い方だけでなく、何に気をつけるべきかまでが範囲に入っています。

どう対策すればいいか

いちばん確実なのは、IPAが公開しているサンプル問題を先に見ておくことです。出題の雰囲気がつかめます。サンプル問題はIPAの「試験要綱・シラバス」のページからたどれます。

そのうえで、使っているテキストが2024年4月以降の試験に対応しているかを確かめてください。2023年より前に出た版だと、生成AIの項目が入っていません。古本やフリマで買った本は特に注意が要ります。テキスト選びはITパスポートのテキストおすすめで扱っています。

ごんちゃん

業務でAIを入れている立場から言うと、試験の「留意事項」はそのまま現場の注意点です。ここは暗記で終わらせないほうが得をします。

実際に職場でAIを使い始めると、困るのは使い方よりも「この情報を入れていいのか」「出てきた答えを信じていいのか」という判断です。試験で「留意事項」を問うのは、まさにそこだと思います。毎日AIを使っている人ほど、この部分は自然には身につきません。

2027年度からの新しい試験では、さらに重くなる

IPAは2026年3月31日に、試験の区分や体系を見直す案を発表しています。ITパスポートについては次のとおりです。

📝 2027年度からの新しい試験で変わること
  • ✓新しい試験制度は2027年度春頃から実施予定(ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者)
  • ✓出題分野を「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」の3つに再整理
  • ✓DXで求められるマインド・スタンスや、データマネジメントの基礎を新しく追加
  • ✓AI時代に対応したセキュリティ・倫理の出題を強化

いまの分野は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」です。新しい試験では「セキュリティ・倫理」が独立した柱になり、そこにAI時代への対応が入ってくる、という形です。

そして2026年8月31日、新しい試験のITパスポートのシラバス案(Ver.0.1)とサンプル問題がIPAのページに掲載されました。

⚠ まだ「案」の段階です

IPAはシラバス案について「公表時点の検討状況に基づくものであり、変更する可能性があります」と書いています。新試験のサンプル問題も「実際の試験と同様の問題作成やチェックのプロセスを経たものではない」とされています。いま受ける試験の対策は、現行のシラバス(Ver.6.5)で進めてください。

休止と新しい試験の流れは試験休止まとめとITパスポートは2026年と2027年、どっちで受ける?にまとめています。

生成AIをもっと深く学ぶなら

ITパスポートで扱う生成AIは、IT全般の知識のうちの一部です。生成AIそのものを仕事で使うための知識を深めたいなら、生成AIに絞った生成AIパスポートという別の試験があります。ITパスポートで入口に触れて、足りないと感じたら次に進む、という順番がちょうどいいと思います。2つの違いはITパスポートと生成AIパスポートの違いで比べています。

注意点

⚠ 気をつけたいこと
  • !何問出るかは分からない
    今回確認したIPAの公式ページには、生成AIが何問出るか、どれくらいの配点かは書かれていません。この記事でも数字は出していません
  • !新しい試験の中身はまだ変わりうる
    シラバス案もサンプル問題も、IPA自身が「変更の可能性がある」と書いている段階です
  • !休止をはさむので、受ける時期で範囲が変わる
    2026年内に受けるなら現行、休止明けに受けるなら新しい試験です。どちらで受けるかを先に決めないと、教材選びがぶれます

よくある質問

QITパスポートに生成AIの問題は出ますか?▼
A

出ます。IPAは2023年8月7日にシラバスを改訂し(Ver.6.2)、生成AIの仕組み、活用例、留意事項等に関する項目・用語例を追加しました。出題は2024年4月の試験からです。現行のシラバスはVer.6.5(2026年1月8日掲載)です。

Q生成AIの問題は何問くらい出ますか?▼
A

今回確認したIPAの公式ページには、生成AIが何問出るか、どれくらいの配点かは書かれていませんでした。そのため、この記事でも数字は出していません。まずはIPAが公開している生成AIに関するサンプル問題で、出題の雰囲気をつかむのが確実です。

Q古いテキストでも大丈夫ですか?▼
A

生成AIの項目は2024年4月の試験から出題範囲に入っているので、それより前の試験向けに作られた版では抜けている可能性があります。手元のテキストが対応しているシラバスの版を確かめてください。古本やフリマで買った本は特に注意が要ります。

Q2027年度からの新しい試験では何が変わりますか?▼
A

IPAの2026年3月31日の発表によると、新しい試験制度は2027年度春頃から実施予定で、ITパスポートの出題分野は「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理され、AI時代に対応したセキュリティ・倫理の出題が強化されます。2026年8月31日にはシラバス案(Ver.0.1)とサンプル問題も掲載されましたが、IPAは内容が変更される可能性があると書いています。

Q生成AIをもっと学ぶなら、どの資格がいいですか?▼
A

ITパスポートで扱う生成AIはIT全般の一部なので、生成AIそのものを深く学びたいなら、生成AIに絞った生成AIパスポートという試験があります。ITパスポートで入口に触れてから、次に進む順番が無理がありません。

まとめ

ITパスポートには生成AIが出ます。IPAは2023年8月にシラバスを改訂して生成AIの仕組み・活用例・留意事項を追加し、2024年4月の試験から出題範囲に入っています。まずはIPAの生成AIサンプル問題を見て、テキストの版が対応しているかを確かめてください。2027年度からの新しい試験では「セキュリティ・倫理」が独立した分野になり、AI時代対応の出題が強化される予定です。

テキスト選びはITパスポートのテキストおすすめ、休止の流れは試験休止まとめ、生成AIをさらに学ぶならITパスポートと生成AIパスポートの違いへどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ごんちゃんのアバター ごんちゃん 現役ITエンジニア

現役ITエンジニア(経験10年)。バックエンド開発4年・QA/SET6年、どちらもリーダー経験あり。基本情報技術者試験合格。未経験メンバーの育成経験から「教材選びで挫折させない」をテーマに、IT資格の教材と勉強法を現場目線でレビューしています。

目次