よく似た名前の本が並んでいるので、どれが最新なのか分かりにくいですよね。
結論からいうと、受ける月で買う本が変わります。2026年10月の試験までなら「公式テキスト第4版対応版 テキスト&問題集」(JMAM・1,980円)です。2027年2月以降の試験なら、11月24日発売の新しい公式テキストを選んでください。2027年2月試験からシラバスが大幅に改訂されるためです。
この記事では、受ける月ごとに買う本、紛らわしい2冊の見分け方、11月に出る新しい公式テキストの中身を紹介します。
どの本がどのシラバスに対応しているかという事実と、買う順番の考え方をまとめました。
まず整理:名前が似た2冊の違い
同じ出版社から、名前のよく似た本が出ています。並べるとこうなります。
| ✅ 新しいほう | ⚠️ 古いほう | |
|---|---|---|
| 書名 | 公式テキスト第4版対応版 生成AIパスポート テキスト&問題集 | 改訂版 生成AIパスポート テキスト&問題集 |
| 発行 | 2025年12月12日 | 2025年2月 |
| 対応シラバス | 2026年2月試験より適用のシラバスに対応 | それ以前のシラバス |
| 監修 | どちらも 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)監修/JMAM 日本能率協会マネジメントセンター | |
※2026年10月時点に出版社の公式ページで確認したものです。新しい版が出る場合があるので、購入時は必ず最新の表記をご確認ください。
問題は、どちらも「テキスト&問題集」という同じシリーズ名で、表紙もよく似ていることです。書店でもネット書店でも隣に並びます。
タイトルの先頭に「公式テキスト第4版対応版」と入っているかどうか。これが入っていない「改訂版」は、2025年2月発行の旧版です。中古やセール品で安く出ていることがありますが、対応シラバスが違うので節約になりません。
市販の1冊で済ませるなら、これ
| 書名 | 公式テキスト第4版対応版 生成AIパスポート テキスト&問題集 |
| 監修 | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) |
| 出版社 | JMAM 日本能率協会マネジメントセンター |
| 定価 | 1,980円(税込) |
| ページ数 | 216ページ |
| 対応 | 2026年2月試験より適用のシラバス |
- テキストと問題集が1冊にまとまっている:60問60分の試験に、2冊も買う必要はありません
- 216ページと薄い:通読できる分量なので、範囲を1周しやすい構成です
- 協会の監修が入っている:市販書でありながら、範囲のズレが起きにくい立ち位置です
- 版の更新が速い:シラバスが変わると本も変わります。受験する回のシラバスに合っているかを毎回確認する手間があります
- 薄いぶん、深追いはできません:業務でAIを本格的に使い込みたい人には、この1冊では物足りないはずです
協会が出している「公式テキスト」もあります
ややこしいのですが、上の市販書とは別に、協会(GUGA)自身が発行している「生成AIパスポート公式テキスト」も存在します。市販書のタイトルにある「公式テキスト第4版対応版」の”公式テキスト”は、こちらを指しています。第4版で増えた範囲は生成AIパスポートのシラバス改訂で整理しました。
こちらの価格は製本版が1,980円(税込)、電子書籍版が1,782円(税込)です。ただしこれは2026年10月試験までのシラバスに対応した第4版で、2027年2月試験からは発行元ごと変わります。
両方買う必要はないと思います。60問60分の試験に、テキストを2冊持ち込むのは過剰です。品質保証の仕事でも同じですが、参照する資料が増えるほど「どれが正か」で迷って手が止まります。1冊に決めて、それを2周するほうが確実です。
2027年2月試験から、公式テキストが新しくなります
2026年10月1日、協会が公式テキストの発行元を変えると発表しました。これまで協会が自分で発行していた公式テキストが、株式会社翔泳社からの発行に変わります。全国の書店とネット書店で買えるようになります。
新しい本の書名は「AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応」です。発売は2026年11月24日で、予約は10月1日から始まっています。A5判296ページ、価格は2,090円(税込)。章の終わりに練習問題が入ります。
| 項目 | 現行版 | 新しい版 |
|---|---|---|
| 発行元 | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) | 株式会社翔泳社 |
| 書名 | 生成AIパスポート公式テキスト 第4版 | AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応 |
| 価格(税込) | 製本版1,980円/電子書籍版1,782円 | 製本版・電子版ともに2,090円 |
| 発売 | 販売中 | 2026年11月24日(予約は10月1日から) |
| 対応する試験 | 2026年10月試験まで | 2027年2月試験以降 |
受ける月を決めないまま本を買うと、買い直しになりがちです。先に申し込む回を決めてしまうほうが安く済みます。
ひとつ注意点があります。ここまで本命として挙げてきた市販の「テキスト&問題集」(JMAM)です。2027年のシラバスに対応した版は、2026年10月時点では案内が見当たりません。2027年2月以降に受けるなら、新しい公式テキストを選ぶのが確実です。改訂の中身は生成AIパスポートのシラバス改訂で整理しました。
買う前にやると得すること
この試験には、無料で確認できる材料があります。本を買う前にこちらを見ておくと、そもそも必要かどうかが分かります。あわせて、いつ受けるかも決めておくと無駄がありません。日程は生成AIパスポートの試験日にまとめました。
知らない言葉が少なければ、本なしで挑戦する選択もあります
どのシラバスが適用される回かが決まらないと、買うべき版も決まりません
ここまで来れば、あとは1冊を2周するだけです
勉強の進め方と、合格率79.9%という数字の読み方は、別記事で詳しくまとめています。試験そのものの位置づけは生成AIパスポートとは?ITパスポートとの違いへ。
なお、本ではなく講義で通す手もあります。この試験は範囲が広いわりに深さは求められないので、読むより聞くほうが早い人には向いています。
※価格・特典・販売期間は2026年8月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、リンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。
よくある質問
Q「改訂版」と「第4版対応版」はどう違うのですか?▼
別の本です。「改訂版」は2025年2月発行、「公式テキスト第4版対応版」は2025年12月12日発行で、後者が2026年2月試験より適用されるシラバスに対応しています。シリーズ名が同じで表紙も似ているため、書名の先頭に「公式テキスト第4版対応版」と入っているかを目視で確認してください。
Q中古で安い旧版を買うのはありですか?▼
おすすめしません。対応シラバスが違うので、出題範囲がずれる可能性があります。定価が1,980円と手の届く価格なので、数百円を節約して範囲を外すリスクを取る意味は薄いと思います。
Q公式テキストと市販の問題集、両方買うべきですか?▼
両方は必要ないと思います。60問60分の試験なので、テキストと問題集が1冊にまとまったものを2周するほうが現実的です。参照する資料が増えるほど「どれが正しいか」で迷って手が止まります。
Q2027年2月の試験を受けます。どれを買えばいいですか?▼
2026年11月24日発売の「AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応」(翔泳社・2,090円)です。2027年2月試験からシラバスが大幅に改訂されるため、現行版では範囲がずれます。現行版から改訂版への交換・返品は受け付けていないので、受ける回を決めてから買ってください。
Q本を買わずに受けることはできますか?▼
公式サイトでシラバスを確認して、知らない言葉が少なければ挑戦する選択もあります。ただし合格基準は公式に公開されていないため、目標点から逆算する作戦は取れません。範囲をまんべんなく押さえる意味では、対応版のテキストを1冊持っておくほうが安全です。
まとめ
まとめ
- 「改訂版」と「公式テキスト第4版対応版」は別の本。対応シラバスが違います
- 2026年10月試験までなら「公式テキスト第4版対応版 テキスト&問題集」(JMAM・1,980円・216ページ)
- 中古の旧版は節約になりません。範囲がずれるリスクのほうが大きいです
- 協会発行の「公式テキスト」も別にありますが、両方買う必要はありません
- 2027年2月試験からは新しい公式テキスト(翔泳社・2,090円・11月24日発売)。現行版との交換はできません
- 買う前に受験する回を決める。適用シラバスが決まらないと、買うべき版も決まりません
まだどのAI資格を受けるか決めていない方は、AI資格を比較した記事から読むほうが早いです。
