「試験日」の意味が、受け方によって変わります。
しかもいつでも受けられるはずのネット試験に、受けられない期間があります。先に日付を押さえてください。
「簿記3級の試験日っていつなんだろう」と調べている方へ。この試験、答えが1つではありません。
統一試験とネット試験があって、日付の決まり方がまったく違います。そして片方には年に4回だけ、受けたくても受けられない期間があります。順番に見ていきます。
こんにちは、ごんちゃんです。公式のカレンダーに載っている日付を、そのまま整理しました。
先に断っておくと、私は簿記の資格者ではありません。書くのは公式に出ている日付の整理と、日程の決め方についての考え方だけです。
統一試験は年3回、日曜日に行われます
紙で受けるほうの統一試験は、あらかじめ日付が決まっています。2026年度はこの3日です。
| 回 | 試験日 | 対象の級 |
|---|---|---|
| 第173回 | 2026年6月14日(日)(終了) | 1〜3級 |
| 第174回 | 2026年11月15日(日) | 1〜3級 |
| 第175回 | 2027年2月28日(日) | 2〜3級 |
出典:商工会議所の検定試験「2026年度試験日程カレンダー」
表をよく見ると、第175回だけ「2〜3級」になっています。1級は第175回では実施されません。つまり2級と3級は年3回、1級は年2回です。3級を受ける方には関係ありませんが、あとで1級まで進むつもりなら覚えておくと計画が立てやすくなります。
申し込みについては、公式には「試験日の約3か月前を目途に」と案内されています。ただし受付の開始日や方法は商工会議所ごとに違います。受けたい会場の商工会議所を確認してください。
ネット試験には「試験日」がありません
一方、ネット試験のほうは随時実施されています。決まった試験日はなく、会場ごとに空いている枠から自分で選ぶ形です。
だから「簿記3級 試験日」で検索しても、ネット試験の日付一覧は出てきません。存在しないからです。
ここまでなら「じゃあ好きなときに受けられるんだ」で終わる話なのですが、1つだけ例外があります。
年に4回、ネット試験が受けられない期間があります
これが本題です。公式にはこう書かれています。
統一試験各回の前後に施行休止期間を設けます
出典:商工会議所の検定試験「2026年度試験日程カレンダー」
統一試験の前後は、ネット試験が止まります。2026年度の休止期間はこの4回です。
| 受けられない期間 | 重なる統一試験 |
|---|---|
| 2026年4月1日(水)〜4月13日(月) | (年度の切り替え) |
| 2026年6月8日(月)〜6月17日(水) | 第173回(6月14日) |
| 2026年11月9日(月)〜11月18日(水) | 第174回(11月15日) |
| 2027年2月22日(月)〜3月3日(水) | 第175回(2月28日) |
出典:商工会議所の検定試験「2026年度試験日程カレンダー」(2026年8月時点)
たとえば11月の休止は11月9日から18日まで。統一試験の日(15日)の前後を含めて、10日間受けられません。「11月中には受けよう」と漠然と考えていると、ちょうど仕上がった時期が休止に当たることがあります。勉強を始める前に、この4つの期間だけカレンダーに印を付けておいてください。
締切が無い試験ほど、先に日付を決めてください
ここは仕事のほうで、何度も見てきたことを書きます。日付が決まっていない作業は、だいたい終わりません。
私は品質保証の仕事をしていて、進め方を決める場面が多くあります。そこで痛感しているのが、「いつでもできる作業」がいちばん最後まで残るということです。
締切があるものは、多少無理をしてでも間に合わせます。ところが締切が無いものは、毎日「今日じゃなくてもいい」と判断され続けて、気づけば何ヶ月も動いていません。能力ではなく、締切の有無で結果が決まっています。
ネット試験はまさにこの形です。好きなときに受けられるということは、受けない理由がいつでも作れるということでもあります。
ですから、勉強を始める前に受験日を予約してしまうことをおすすめします。先に日付が決まれば、そこから逆算するだけになります。何をいつまでにやるかは簿記3級の独学スケジュールにまとめました。
先に予約する方法の弱点も書いておきます。仕上がっていないのに試験日が来てしまうことがあります。統一試験だと次は3ヶ月後ですが、ネット試験なら日を改めて受け直せるのが救いです。ただし受験料はそのつどかかります。「1回で決める」なら統一試験、「走りながら調整する」ならネット試験——性格で選んでいいと思います。どちらが自分に合うかは統一試験とネット試験の違いで比べてみてください。
いま(2026年秋)から受けるなら
選択肢は2つです。
日付が決まっているぶん、逆算しやすい。申し込みは受験地の商工会議所へ。
仕上がりに合わせて日を選べる。ただし休止期間だけは動かせません。
どちらにするか決まったら、あとは教材です。ネット試験で受けるなら公式が出している模擬問題で画面の操作に慣れておくと安心です。テキストは簿記3級テキストおすすめ3選で比較しています。
※日程は2026年8月時点の公式カレンダーの記載です。変更される場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。
よくある質問
Q簿記3級の試験日はいつですか?▼
受け方によって答えが変わります。統一試験は日付が決まっていて、2026年度は6月14日、11月15日、2027年2月28日のいずれも日曜日です。ネット試験のほうは随時実施なので決まった試験日がなく、会場の空き枠から自分で選びます。
Qネット試験はいつでも受けられますか?▼
ほぼいつでも受けられますが、年に4回だけ受けられない期間があります。公式には「統一試験各回の前後に施行休止期間を設けます」とあり、2026年度は4月1日から13日、6月8日から17日、11月9日から18日、2027年2月22日から3月3日です。10日前後まとめて止まるので、勉強を始める前に確認しておいてください。
Q1級も年3回受けられますか?▼
いいえ。2026年度のカレンダーを見ると、第175回(2027年2月28日)は2級と3級のみで、1級は含まれていません。つまり2級と3級は年3回、1級は年2回です。将来1級まで進む予定があるなら、計画を立てるときに効いてきます。
Q統一試験の申し込みはいつからですか?▼
公式には「試験日の約3か月前を目途に」と案内されています。ただし受付の開始日や申し込み方法は商工会議所ごとに違うので、受験したい地域の商工会議所で確認してください。全国共通の受付開始日があるわけではありません。
Qどちらの方式で受けるか決められません。▼
日付の決まり方で選ぶのも1つの手です。締切があったほうが進むタイプなら統一試験、仕上がりを見ながら調整したいならネット試験が向きます。取得できる資格そのものは同等です。合格率や出題形式の違いも含めて比べたい場合は、方式の違いをまとめた記事を参考にしてください。
まとめ
簿記の試験日は、統一試験なら年3回の日曜日、ネット試験なら決まった日はありません。2026年度の残りは11月15日と2027年2月28日です。
そして忘れやすいのがネット試験の休止期間。11月9日〜18日と2027年2月22日〜3月3日は受けられません。先にここへ印を付けてから、受験日を決めてください。日付が決まれば、勉強の計画は自動的に決まります。
