対策本を探しても数が少ないと、講座に頼るべきか迷いますよね。
結論からいうと、判断の前に、買う順番を決めてください。AI活用アドバイザーは試験と同時に申し込むと講座が3,300円引きになり、生成AIアドバイザーは教科書型と答練型で性格が違います。順番を間違えると、同じ内容でも高くつきます。
この記事では、2つの試験それぞれの講座の中身と、独学で足りる人との分かれ目を紹介します。
この2つは、買う順番で金額が変わります。そこだけ先に押さえてください。
まず、買う順番で金額が変わります
講座の中身を比べる前に、これを知らないと損をします。
AI活用アドバイザーの講座は17,600円(税込)ですが、試験と同時に申し込むと3,300円引きの14,300円になります。逆に言えば、先に講座だけ買ってから試験を申し込むと、割引は効きません。
金額の話を先に書いたのは、講座が必要かどうかの判断とは別の問題だからです。必要だと決めたあとで順番を間違えるのが、いちばんもったいない形です。
2つの試験で、講座の作りが違います
同じ協会の試験ですが、用意されている講座の構成が違います。
| 試験 | 講座 | 分量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| AI活用アドバイザー | SMART合格講座 | 約8時間44分 | 17,600円(試験と同時申込で14,300円) |
| 生成AIアドバイザー | SMART教科書 | 約7時間 | 11,000円 |
| 生成AIアドバイザー | SMART答練 | 約1時間54分 | 7,500円 |
※価格は2026年9月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申込時は公式ページでご確認ください。
AI活用アドバイザーは1本にまとまっているのに対し、生成AIアドバイザーは教科書型と答練型に分かれています。ここが選び方の分かれ目になります。両方そろえると18,500円で、2級の受験料8,800円の2倍を超えます。
生成AIアドバイザー:教科書型か答練型か
2つに分かれているぶん、どちらが要るかを自分で決める必要があります。判断はシンプルです。
教科書型(SMART教科書・約7時間)が向くのは
- 出題範囲の全体が薄い自覚がある人
- 公式のサンプル問題を解いて、広い範囲で答えられなかった人
- 活字を読み進めるのが苦手で、講義で通したい人
答練型(SMART答練・約1時間54分)が向くのは
- 範囲は読んだが、解く量が足りないと感じている人
- サンプル問題の40問では物足りない人
- 1級を狙っていて、100問120分の分量に慣れたい人
決め方は、先に無料のサンプル問題を解いて、どの課題で落としたかを数えることです。落とした課題が広い範囲に散っていれば教科書型、範囲は分かるのに正解できないなら答練型になります。サンプル問題の内容は生成AIアドバイザーの過去問はどこ?にまとめました。
AI活用アドバイザー:配点から必要性を判断します
こちらは講座が1本なので、判断は「使うかどうか」だけです。手がかりは配点です。
この試験は152点満点で107点以上が合格ラインです。2択が48問で1点ずつ、4択が52問で2点ずつなので、4択を全問正解しても104点で3点足りません。どちらも取る必要があります。
つまり苦手な形式を捨てる作戦が成立しません。範囲の一部を落としたまま本番に行くと、計算が合わなくなります。ここを自分で埋められるかどうかが、講座の必要性を決めます。
配点から逆算した独学の進め方はAI活用アドバイザーは独学で受かる?に書きました。
独学で足りる人・講座が向く人
独学で足りるのは
- 公表されている出題範囲を書き出して、説明できない項目に印をつけられる人
- 無料のサンプル問題を解いて、課題ごとに正解数を数えられる人
- 市販本が少ないことを承知のうえで、公式の材料だけで進められる人
- すでにAIを日常的に使っていて、用語に抵抗がない人
講座が向くのは
- 範囲表を見ても、どこから手をつけるか決められない人
- 市販本が少ないので、そもそも教材選びで止まっている人
- 受験日が決まっていて、数時間でまとめて通したい人
- 制度や法律の範囲で、どこまで押さえるか線が引けない人
私は普段、QAエンジニアとして働きながら業務にAIを入れる仕事をしています。その立場から言うと、この2つの試験でお金を払う価値があるのは知識ではなく、範囲を区切ってもらうことです。
理由は、生成AIの情報は毎日増えるのに、試験に出る範囲は決まっていることです。自分で調べ始めると範囲の外まで読み込んでしまいます。そこで時間を失うタイプなら、講座の価値があります。範囲表を見て自分で線を引ける人には要りません。
それでも講座を検討するなら
市販の対策本が少ない試験なので、選択肢そのものが限られます。主催団体の講座は、その少ない選択肢のひとつです。
繰り返しになりますが、試験の申込を先に済ませてから講座を検討するのが得です。AI活用アドバイザーは同時申込で3,300円引きになります。
試験と同時申込で3,300円引き(14,300円)
独学で進めるなら、まず無料のサンプル問題から始めてください。両方の試験で公開されています。材料の一覧はAI資格は無料でどこまで勉強できる?、日程と申込の締切はAIアドバイザーはいつ受けられる?にあります。
よくある質問
QAI活用アドバイザーの講座はいくらですか?▼
SMART合格講座が17,600円(税込)です。講座時間は約8時間44分と公表されています。試験と同時に申し込むと3,300円引きの14,300円になります。
Q生成AIアドバイザーの講座はいくらですか?▼
教科書型のSMART教科書が11,000円(税込・約7時間)、演習型のSMART答練が7,500円(税込・約1時間54分)です。役割が違うので、範囲全体が不安なら教科書型、解く量が足りないなら答練型という分け方になります。
Q独学では受からない試験ですか?▼
受かります。出題範囲が公開されていて、合格基準も示されているためです。ただし市販の対策本が少ないので、範囲表とサンプル問題を自分で組み合わせる必要があります。
Q買う順番で金額が変わるのはなぜですか?▼
AI活用アドバイザーの講座割引が、試験の申込とセットであることが条件になっているためです。先に講座だけ買うと定価になります。教材も買うつもりなら、試験の申込を先に(または同時に)済ませるほうが得です。
まとめ
- AI活用アドバイザーは試験と同時申込で3,300円引き(17,600円→14,300円)
- 生成AIアドバイザーは教科書型11,000円と答練型7,500円で役割が違います
- 買う順番を間違えると割引が効きません。試験の申込を先に
- 独学でも受かります。市販本が少ないので範囲表とサンプル問題で代用します
試験の中身は生成AIアドバイザー認定試験とは?へ。独学の進め方は生成AIアドバイザーは独学で受かる?とAI活用アドバイザーは独学で受かる?にまとめました。
