「お金系の資格を取りたい。簿記3級とFP3級、どっちが先?」——社会人の学び直しで一番よくある二択です。名前は似た印象なのに、実はこの2つ、鍛えられる筋肉がまったく違います。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。私はどちらの合格者でもないので、この記事は両試験の制度・教材・受検者の声を資格リサーチの視点で中立に比較したものです。「どっちも良い資格」で終わらせず、あなたの目的別にどちらが先かを言い切ります。
ざっくり言うと、簿記は「会社のお金を記録する技能」、FPは「自分のお金を守る知識」です。
結論
- 仕事(就職・転職・経理事務・評価)に効かせたい → 簿記3級が先
- 暮らし(家計・保険・NISA・相続)に効かせたい → FP3級が先
- 両方取るのも好相性(内容がつながっている)。その場合も上の基準で1つ目を決めればOK
簿記3級とFP3級の違い 早見表
| 簿記3級 | FP3級 | |
|---|---|---|
| ひとことで | 会社のお金を記録する「技能」 | 暮らしのお金の「知識」 |
| 学ぶ内容 | 仕訳・帳簿・決算書の作り方 | 保険・年金・税金・資産運用・不動産・相続 |
| 試験の性格 | 手を動かす計算・作業型(電卓必須) | 広く浅い知識型(暗記中心) |
| 実施 | 日商(商工会議所)。ネット試験で随時受験可 | FP協会/きんざい。CBTで通年受験可 |
| 効く場面 | 経理・事務職の採用、数字が読める人材の証明 | 家計改善、金融リテラシー、営業・金融系の素養 |
難易度はどちらも入門級で、勉強時間の目安は一般に簿記3級が50〜100時間程度、FP3級が数十時間〜100時間程度と言われます(いずれも個人差あり)。大きな差は難易度ではなく「作業型か知識型か」という試験の性格です。
迷ったらこの診断で決める
→ 簿記3級。採用・実務での通用度は簿記が一枚上。「数字が読める」の客観証明になる
→ FP3級。学んだ翌日から保険の見直しやNISAの判断に使える
→ 簿記向き。パズルのように解く快感がある(逆に暗記が苦痛な人も簿記へ)
→ FP向き。生活ニュースの解像度が上がる(逆に細かい作業が苦手な人もFPへ)
両方取るなら:実は相性抜群の2つ
この2つは内容がつながっています。FPのタックスプランニング(税金)は簿記の損益の知識があると腹落ちが早く、簿記で学ぶ決算書はFPの資産運用(企業分析)の土台になる。1つ目で作った勉強習慣ごと2つ目に流用できるので、連続で取るのは効率のいい戦略です。
費用面では、両方を講座で学ぶつもりなら受け放題型のサブスクが効きます。オンスク.JPは簿記3級もFP3級も同じ月額(1,078円〜)の対象なので、「簿記2ヶ月→FP2ヶ月」のような連続プランと相性がいい設計です(※簿記の仕訳問題はスタンダードプラン対象)。
本音を言うと、この二択で1ヶ月悩む人が一番損です。どちらも良い資格なので、診断で決めて今日始めるのが正解。
よくある質問
- 就職・転職に有利なのはどっち?
-
一般的な事務・経理系の求人での通用度は簿記3級に分があります。FP3級は金融・保険・不動産系の営業職で素養として評価される傾向です。応募したい業界の求人票で歓迎資格を見るのが確実です。
- 同時に2つ勉強するのはあり?
-
おすすめしません。簿記は「手を動かす練習」、FPは「広い暗記」と頭の使い方が違うため、並行すると両方が中途半端になりがちです。1つずつ、連続で取るのが効率的です。
- ITパスポートも持っています。次はどっち?
-
ITパスポートのストラテジ分野(会計・経営)と地続きなのは簿記です。「ITの教養+お金の教養」の組み合わせを狙うなら簿記3級→FP3級の順が学びの流れとして滑らかです。ITパスポートの次に取る資格の記事もどうぞ。
まとめ
まとめ
- 仕事に効かせるなら簿記3級が先、暮らしに効かせるならFP3級が先
- 難易度は同格の入門級。違いは「作業型(簿記)か知識型(FP)か」
- 両方取るのは好相性。連続で取るなら受け放題型の講座も選択肢
