テキストは決めた。やる気もある。でも「いつまでに何をやれば受かるのか」が見えない——簿記3級の独学で一番多い足踏みがこれです。この記事は、ゼロから2ヶ月で合格ラインに届く週ごとの計画を1本にまとめました。
こんにちは、現役ITエンジニアのごんちゃんです。私は簿記の合格者ではありませんが、IT資格の独学と未経験メンバーの育成で「挫折しない学習計画」を作り続けてきました。その設計術を、簿記3級の定番の学び方(テキスト→仕訳反復→過去問・模擬)に当てはめたのがこのスケジュールです。
計画のコツは「前半ゆっくり・後半は演習だけ」。序盤の仕訳の壁さえ越えれば、あとは坂を下るだけです。
始める前に:試験日を先に押さえる
簿記3級のネット試験はテストセンターでほぼ毎日実施されていて、しかも受験日の3日前まで日時・会場を変更できます(2026年7月時点)。つまり「仕上がってから申し込む」必要はなく、先に2ヶ月後の日程を押さえて、進み具合で調整すればいい。締切が決まると勉強は自動的に回り始めます。試験方式に迷いがある方は統一試験とネット試験の違いを先にどうぞ。
2ヶ月スケジュール(週ごとにやること)
1日1時間のうち40分でテキストを読み進め、20分でその範囲の仕訳問題を解く。完璧を目指さず6割の理解で先へ。仕訳は「習うより慣れろ」の領域なので、毎日1問でも触れ続けることが最優先です
テキストは辞書役に回し、問題集を2周。1周目は全部、2周目は間違えた問題だけ。ここの演習量が合否をほぼ決めます
時間(60分)を計って模擬試験・予想問題を2〜3回。ネット試験で受けるなら、テキスト付属の模擬試験プログラムで画面操作にも慣れる
新しいことはやらない。模擬で間違えた論点だけを潰し、体調を整えて本番へ
時間配分の早見表
| 時期 | インプット:アウトプット | 合言葉 |
|---|---|---|
| 1〜3週目 | 7:3 | 6割理解で前へ進む |
| 4〜6週目 | 2:8 | 解いた量が点になる |
| 7〜8週目 | 0:10 | 本番形式と間違い潰しだけ |
計画が崩れた週があってもリセットしない。「今週は問題集を5ページだけ」に縮小して継続する。ゼロの週を作らないことが、2ヶ月計画の生命線です。
使う教材はこの2冊だけ
このスケジュールは「テキスト1冊+同シリーズの問題集1冊」で完結する設計です。あれこれ買い足すより、同じ教材を周回するほうが確実に伸びます。3冊の比較はテキストおすすめ3選へ。
1ヶ月で受けたい人・3ヶ月かけたい人へ
短期(1〜1.5ヶ月):1日2時間確保できるなら、各フェーズを半分に圧縮して同じ順番で。ただし仕訳の反復だけは削らないこと。ゆっくり(3〜4ヶ月):1日30分ペース。フェーズの区切りを1.5倍に伸ばし、週末に30分の「復習タイム」を足すと、間隔が空いても忘れにくくなります。どちらの場合も、試験日を先に予約して締切を固定するのは同じです。
よくある質問
Qテキスト1周目で全然理解できません。進んで大丈夫?▼
大丈夫です。簿記は「後の単元を学ぶと前の単元が腑に落ちる」構造なので、1周目の理解は6割で十分。止まって完璧にするより、2周目・問題演習で回収するほうが早く仕上がります。
Q過去問はやらなくていいの?▼
今の簿記3級は試験問題が原則非公開のため、昔ながらの「過去問題集」ではなく、本番形式に合わせた予想問題・模擬試験で仕上げるのが主流です。テキスト付属の模擬試験プログラムや、同シリーズ問題集の模擬回で十分代用できます。
Q仕事が忙しくて平日1時間も取れません。▼
平日は仕訳アプリで15〜30分、週末に60〜90分のまとめ学習という配分でも進められます。期間は3〜4ヶ月に伸びますが、毎日仕訳に触れてさえいれば定着は保てます。
Q模擬で70点に届きません。予約した試験日をずらすべき?▼
ネット試験は3日前まで変更できるので、模擬が60点未満なら1〜2週間の延期も手です。ただし60点台なら、間違えた論点の集中補強で届く範囲。安易に延ばすより「どの大問で落としたか」を先に分析してください。
計画どおりに進まないのが普通です。縮小してでも続けた人が、2ヶ月後に受かっています。
まとめ
まとめ:①試験日を先に予約(3日前まで変更可)②1〜3週目=テキスト+仕訳、4〜6週目=問題集の解き込み、7〜8週目=模擬と間違い潰し ③教材はテキスト+問題集の2冊を周回 ④崩れた週は縮小して継続。この型で2ヶ月あれば、合格ラインは現実的に届きます。
