略称のまま書いていいのか、手が止まってしまいますよね。
結論からいうと、書き方は「取得年月+正式名称+合格」で、名前は主催団体の表記に合わせます。AI資格は略称で呼ばれることが多いので、そのまま書くと読む人に伝わりにくくなります。
この記事では、5つの資格の正式名称と記入例、有効期限の扱いを紹介します。
面接官側に回ったこともありますが、知らない資格名は、ほぼ確実に読み飛ばされます。主催団体名を添えるだけで、印象が変わります。
5つの資格の正式名称
よく呼ばれる名前と公式の表記は違うので、履歴書には公式のほうを書きます。履歴書には「資格名」の欄の書き方で書くのが基本です。生成AIパスポートだけを詳しく見るなら生成AIパスポートは履歴書にどう書く?へ。
| よく呼ばれる名前 | 公式の表記 | 主催団体 |
|---|---|---|
| 生成AIパスポート | 生成AIパスポート 試験名は「生成AIパスポート試験」 | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) |
| G検定 | G検定(ジェネラリスト検定) | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) |
| DS検定 | データサイエンティスト検定 リテラシーレベル 略称は「DS検定® ★」 | 一般社団法人データサイエンティスト協会 |
| AI活用アドバイザー | AI活用アドバイザー 試験名は「AI活用アドバイザー認定試験」 | 一般財団法人全日本情報学習振興協会 |
| 生成AIアドバイザー | 生成AIアドバイザー1級/2級 試験名は「生成AIアドバイザー認定試験」 | 一般財団法人全日本情報学習振興協会 |
※2026年9月14日時点で各主催団体の公式ページを確認した表記です。
いちばん間違えやすいのはDS検定です。普段は「DS検定」と呼ばれますが、正式名称は「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」。略称に付いている「®」や「★」は、履歴書には書かなくてかまいません。
記入例(当サイトからの提案)
公式の書き方の指示はないので、読み手にいちばん伝わりやすい形を提案します。資格欄に1行ずつ、こう書きます。
ポイントは3つです。
有効期限は? 期限が切れたら書けないのか
履歴書に書くとき、いちばん気になるのがここだと思います。試験ごとに扱いが違うので、公式の記載をまとめました。
| 資格 | 公式の記載 |
|---|---|
| 生成AIパスポート | 「一度取得した資格は無期限でご利用いただけます」。資格更新テストは任意 |
| G検定 | よくある質問に有効期限についての記載はありません |
| DS検定 | 合格の有効期間は「特に設けていません」。ただし合格証・オープンバッジに合格年が記載 |
| AI活用アドバイザー 生成AIアドバイザー | 合格証書は「経過年月によって効力を失うことはない」。認定カードは原則2年で、更新しないとカードとロゴが使えなくなる |
注意してほしいのは、いちばん下のアドバイザー系です。この2つを主催する全日本情報学習振興協会は、合格者に写真入りの認定カードを発行していて、その有効期限は原則2年です。更新の手続きをしないと、カードやロゴを使う権利が止まります。
協会の「資格取得証書及び認定カード発行規約」には、資格取得証書(合格証書)は「経過年月によって効力を失うことはない」と明記されています。止まるのは認定カードとロゴの利用で、合格したという事実は失効しません。ですから、カードを更新していなくても履歴書に書いてかまいません。
ただ、名刺にロゴを入れたり、認定カードを見せて知識を示したりしたいなら、更新が要ります。「書類に書く」と「ロゴやカードを使う」を分けて考えると迷いません。
AIの分野は変化が速いので、何年も前の合格は「その時点の知識」として読まれます。期限がなくても、合格年はそのまま書くのが誠実だと思います。
英語の履歴書やLinkedInに書くなら
英語表記が公式に確認できたのは2つだけです。
DS検定とアドバイザー系は、公式の英語表記が見当たりませんでした。自分で英訳した名前を書くと、検索しても出てこない名前になってしまうので、日本語の正式名称をローマ字にせずそのまま添えるか、内容の説明を短く付けるほうが安全です。
注意点
ITパスポートなど国家試験の書き方はITパスポートは履歴書にどう書く?に、合格したあとに何がどこに届くかはAI資格に受かったら何が届く?にまとめています。職種ごとにどの資格が役立つかは事務職でもAI資格は意味ある?もどうぞ。
よくある質問
QG検定は履歴書にどう書けばいいですか?▼
日本ディープラーニング協会は告知で「G検定(ジェネラリスト検定)」と表記しています。当サイトからの提案としては「G検定(ジェネラリスト検定)合格」と書き、欄に余裕があれば主催団体名を添える形です。協会が履歴書の書き方を公式に示しているわけではないので、応募先に指定があればそちらに合わせてください。
QDS検定の正式名称は何ですか?▼
データサイエンティスト協会の表記では、正式名称は「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」、略称が「DS検定® ★」です。履歴書には正式名称で書くのがおすすめです。略称に付いている「®」や「★」は書かなくてかまいません。
QAI活用アドバイザーの認定カードが切れたら、履歴書に書けなくなりますか?▼
書けます。全日本情報学習振興協会の規約では、資格取得証書は「経過年月によって効力を失うことはない」と定められています。認定カードの有効期限は原則2年で、更新しないとカードとロゴが使えなくなりますが、合格したという事実は失効しません。生成AIアドバイザーも同じ協会の資格です。
Q生成AIパスポートに有効期限はありますか?▼
ありません。生成AI活用普及協会の案内に「一度取得した資格は無期限でご利用いただけます」と書かれています。資格更新テストという制度もありますが受講は任意で、受けなくても資格は無期限です。
Q英語の履歴書にはどう書けばいいですか?▼
公式の英語表記が確認できたのは、生成AIパスポートの「Generative AI Passport」と、G検定の「Deep Learning for GENERAL : JDLA Certificate Examination」の2つです。DS検定とアドバイザー系は公式の英語表記が見当たらなかったため、自分で訳すより、日本語の正式名称に短い説明を添えるほうが安全です。
