範囲表を見て量に圧倒されると、講座に頼るべきか迷いますよね。
結論からいうと、判断の軸は理解力ではなく、範囲を終わらせられるかどうかです。合格率は約77%ですが、145問を100分で解くため広く浅く回す必要があります。講座は27,280円(税込)で受験料13,200円の約2倍。範囲を区切ってもらうことに、その金額の価値があるかで決まります。
この記事では、費用を並べたうえで、独学で足りる人と講座が向く人を紹介します。
この試験は合格率が高いのに、範囲の広さで止まる人が出ます。そこが判断の軸です。
合格率は高いのに、止まる人が出る試験です
まず数字を確認します。
| 項目 | G検定 |
|---|---|
| 合格率 | 約77%(2026年第5回は14,908名受験・11,475名合格) |
| 問題数・時間 | 145問程度・100分(会場は120分) |
| 受験料 | 一般13,200円(税込) |
| 出題範囲 | 技術分野+法律・倫理分野(公式シラバス) |
8割近くが受かる試験です。それでも落ちる人が出るのは、1問あたり約40秒しかないからです。知らない用語で立ち止まった時点で、その先の問題を落とします。
つまりこの試験で問われるのは、深く理解する力ではなく範囲を一周させる力です。だから講座を検討する理由も、理解を助けてもらうことではなく、範囲を区切ってもらうことになります。
費用を並べると、生成AIパスポートとは違います
独学と講座で、かかる金額を比べます。
| 進め方 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 独学 | 受験料13,200円+公式テキストと問題集(3,000〜6,000円程度) | 約17,000〜19,000円 |
| 講座を使う | 受験料13,200円+講座27,280円 | 約40,480円 |
※価格は2026年9月時点の調査によるものです。変動する場合があるので、申込時は販売ページでご確認ください。
差額は2万円を超えます。講座代が受験料の約2倍というのがこの試験の特徴で、生成AIパスポート(講座10,780円・受験料11,000円でほぼ同額)とは判断の重さが違います。
講座の中身(公開情報)
アガルートのG検定講座について、公式に出ている数字を並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 27,280円(税込)/24,800円(税抜) |
| 講義時間 | 約9.5時間 |
| 教材 | PDFで配布 |
| 受講期限 | 申込日から180日 |
| 質問制度 | 受講期間中に10回 |
| 合格特典 | 全額返金あり ※適用条件あり |
約9.5時間という分量は、2日あれば一周できる計算です。範囲の広さに圧倒されて何週間も進まない状態と比べると、そこが差になります。
質問が10回使えるのは、この試験では効きやすい仕組みだと思います。技術分野には言葉だけでは飲み込みにくい項目があり、1つの用語で止まると先へ進めなくなるためです。独学で詰まった経験があるなら、ここは価値があります。
もうひとつ注意点があります。教材はPDFでの配布で、冊子は届きません。紙に書き込みながら覚えたい人には向きません。講義を見て進める形が合うかどうかは、先に考えておいてください。
独学で足りる人・講座が向く人
独学で足りるのは
- 分からない用語が出ても、印を付けて飛ばして進める人
- 公式シラバスを見て、自分で範囲を区切れる人
- 受ける回を決めて、そこから逆算して進められる人
- 1冊を完璧にせず、浅く何周かするやり方に切り替えられる人
講座が向くのは
- どこまでやれば終わりかが決められず、範囲の中で迷子になる人
- 教材を買ったまま手が止まった経験がある人
- 試験日が決まっていて、ペースを他人に作ってほしい人
- 1つの用語で止まったときに、聞ける相手がいない人
私は普段、QAエンジニアとして働きながら業務にAIを入れる仕事をしています。その立場から言うと、この分岐は能力の差ではなく性格と状況の差です。私自身は独学寄りですが、期限があって落ちられない場面では、お金で時間を買うほうが速いとも思っています。
逆に言えば、期限に余裕があるなら独学で足りる試験です。年に複数回あるので、1回見送っても大きくは遅れません。日程はG検定はいつ受けられる?で確認できます。
一度受けて届かなかった場合は、再受験の割引があります。条件はG検定に落ちたにまとめました。浮いた分を講座に回すという考え方もできます。
それでも講座を検討するなら
範囲が終わらない自覚がある場合、選択肢として見ておく価値はあります。
アガルートの講座は、講義約9.5時間・PDF教材・質問10回・受講期限180日で27,280円という構成です。中身と、落ちたときの計算まで含めたものはレビュー記事にまとめました。
27,280円(税込)|合格特典(全額返金)あり(適用条件は公式ページでご確認ください)
独学で進めるなら、まず範囲の全体像を見てください。G検定の出題範囲に大項目まで並べています。終わらないときの立て直し方はG検定の範囲が広すぎる?にあります。
よくある質問
QG検定は独学で受かりますか?▼
受かります。直近の第5回は14,908名が受験して11,475名が合格しており、計算すると約77%です。出題範囲も公式のシラバスで公開されているので、独学の設計はできます。
Q対策講座はいくらですか?▼
アガルートのG検定講座は27,280円(税込・税抜24,800円)です。講義は約9.5時間、教材はPDFで配布され、受講期限は申込日から180日、質問制度は受講期間中に10回使えます。受験料が13,200円(税込)なので、約2倍の金額になります。
Q講座を使ったほうがいい人はどんな人ですか?▼
範囲の広さで止まってしまう人です。この試験は技術分野と法律・倫理分野の2本立てで、大項目だけで10以上あります。どこまでやれば終わりかを自分で決められない場合、範囲を区切ってもらうことに価値があります。
Q合格特典の全額返金があるなら、実質無料ですか?▼
そう読むのは危険です。適用には条件があり、視聴期限内に受験して合格することが前提になります。落ちた場合は戻らないので、27,280円を払う判断は特典と切り離して考えてください。
まとめ
- 判断の軸は理解力ではなく、範囲を終わらせられるかです
- 講座は27,280円(税込)で、受験料13,200円の約2倍です
- 独学で足りるのは、分からない用語を飛ばして進められる人
- 講座が向くのは、どこまでやれば終わりかを決められない人
講座の中身を詳しく見るならアガルートG検定講座の評判へ。独学の進め方はG検定は独学で受かる?、範囲そのものはG検定の出題範囲にまとめました。
