用語が次々に出てきて、どこまでやれば終わるのか見えないと、講座に頼りたくなりますよね。
結論からいうと、アガルートのG検定講座(27,280円)は、範囲の広さで止まっている人には価値のある買い物です。範囲を約9.5時間に区切ってもらえて、質問も10回できます。ただし受験料の2倍を超え、受講期限180日のうち日程が確定している回は11月の1回だけです。
この記事では、講座の中身と対応シラバス、期限内に受けられる回数、買う人と買わなくていい人を紹介します。
2万円台の買い物なので、「何回受けるチャンスがあるか」まで計算してから決めてほしいと思っています。
まず、講座の中身を公式の数字で
| 講座名 | G検定対策講座(日本ディープラーニング協会) |
| 価格 | 27,280円(税込)/24,800円(税抜) |
| 講義時間 | 約9.5時間 |
| 教材 | PDF(マイページからダウンロード・発送物なし) |
| 対応範囲 | 2024年#6改訂シラバス対応版 |
| 質問 | オンライン質問サービスで期間中10回 |
| 受講期限 | 申込日から180日 |
| 合格特典 | 全額返金(条件あり) |
| 販売期間 | 2027年10月4日まで |
| 講師 | 谷一徳 |
※2026年9月13日時点でアガルートとJDLAの公式ページを確認した内容です。価格・特典・販売期間・試験日程は変動する場合があるので、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。
G検定の受験料は一般13,200円(税込)。講座代はその2倍を超え、合わせると40,480円になります。AI資格への出費としては、はっきり高い部類です。この金額に見合う使い方ができるかを、以下で見ていきます。
対応シラバスは、いまの試験に合っているか
講座を選ぶとき、最初に確かめたいのがここです。AI系の試験は範囲が改訂されるので、古い範囲のまま売られている教材が珍しくありません。
アガルートの講座は「2024年#6改訂シラバス対応版」と明記されています。そしてJDLAの公式ページでは、いまの出題範囲が「G2024#6〜」のシラバスとして公開されています。つまり、現行の範囲に対応した講座です。対応版が講座名に書かれているのは、確認の手間が省けるという意味で親切だと思います。
受講期限180日のうちに、受けられるのは何回か
2万円台の講座なので、何回受けるチャンスがあるかまで計算しておきます。講座の受講期限は申込日から180日です。
| 講座を申し込んだ日 | 受講期限 | 期限内で日程が確定している回 |
|---|---|---|
| 9月中旬 | 翌年3月中旬 | 11月6日・7日の回だけ 申込は10月29日23時59分まで |
| 10月30日以降 | 翌年4月下旬以降 | 確定している回はなし すべて未公表の2027年日程次第 |
ポイントは2027年の日程がまだ公表されていないことです。JDLAの公式ページには「決まり次第ご案内」とだけ書かれています。2026年は1月と3月にもオンライン試験がありましたが、2027年も同じ並びになるとは限りません。
合格特典(全額返金)の条件は、公式に「視聴期限内に受験されたG検定に合格された場合」と書かれています。期限内に受けておく必要があると読むのが自然です。いま申し込むなら、11月の回を本命に据える計画にしてください。そのうえで、2027年の日程が出たら期限と重ねて確認するのが確実です。
日程と申込の手順はG検定はいつ受けられる?にまとめています。
公開情報から見た、良いところ
気になるところ
落ちたときの計算も、先にしておく
2万円台を払う前に、落ちた場合の出費も見ておくと判断がぶれません。
G検定には前回の受験日から2年以内なら半額(6,600円)で受け直せる制度があります。つまり講座を買って1回落ちても、2回目の受験料は安く済みます。一方で合格特典のほうは期限内に受けて合格した場合の話なので、2回目が講座の期限を過ぎていれば対象外になりやすい。「受け直しは安いが、返金の条件は期限に縛られる」という組み合わせです。再受験の条件はG検定に落ちた|再受験は2年以内なら半額に書いています。
講座で範囲を浴びたあと、時間を寄せる場所
ここは実務でAIを扱っている側からの見方です。
G検定の難しさは、数学よりも用語の量にあります。講座の役目は、その量をまず一度通しで浴びさせてくれることです。ただ、9.5時間を均等に復習する必要はありません。
業務でAIを入れていて感じるのは、手法の名前より「これは任せていいのか」を判断する言葉をよく使うということです。
法律や倫理、データの扱いに関する部分は、試験でも実務でも差がつきやすいところです。講座で全体を一周したら、復習の時間はそこに寄せるのが元の取り方だと思います。推奨図書のなかでどれがこの部分に役立つかはG検定のテキスト・問題集はどれ?で扱っています。
買う人・買わなくていい人
・範囲の線引きを自分でできない
・11月の回を本気で狙える
・会社が費用を出してくれる
・自腹で、合計4万円台は重い
・10月30日以降に申し込む予定(期限内の回が未確定)
・受験時期がまだ決まっていない
独学で進められるかどうかの判断はG検定は独学で受かる?に、範囲が終わらないときの進め方はG検定の範囲が広すぎる?にまとめています。
よくある質問
QアガルートのG検定講座はいくらですか?▼
2026年9月時点の公式表示で、27,280円(税込)、税抜では24,800円です。G検定の受験料は一般13,200円(税込)なので、講座代は受験料の2倍を超え、合わせると40,480円になります。講義は約9.5時間で、教材はPDFで配布されます。
Q講座の範囲は、いまの試験に合っていますか?▼
合っています。講座は「2024年#6改訂シラバス対応版」と明記されていて、JDLAの公式ページでも、いまの出題範囲は「G2024#6〜」のシラバスとして公開されています。申し込む時点で表記が変わっていないかは、念のため公式ページで確認してください。
Q受講期限はどれくらいですか?▼
申込日から180日です。9月中旬に申し込むと期限は翌年3月中旬で、そのあいだに日程が確定している回は11月6日・7日の1回だけです。2027年の試験日程はJDLAがまだ公表していないため、それ以外の回が期限内に入るかは現時点では分かりません。
Q合格すると本当に全額返ってきますか?▼
合格特典として全額返金が案内されていますが、条件があります。公式には「視聴期限内に受験されたG検定に合格された場合」と書かれていて、ほかにも条件がある旨の記載があります。返金は合格後の話なので、先に全額を払う必要があります。申し込む前に公式ページで条件を確認してください。
Q講座を買って落ちたら、どうなりますか?▼
G検定には、前回の受験日から2年以内なら半額の6,600円で受け直せる制度があります。受け直しの出費は抑えられますが、合格特典のほうは期限内に受けて合格した場合の話なので、2回目が講座の受講期限を過ぎていると対象外になりやすい点に注意してください。
